済州(チェジュ)観光業界が高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の配備による中国からの報復被害を減らすために多様な対策を打ち出している。済州道は「国内外の観光客誘致と観光市場の多角化に向けて4月一カ月間『済州旅行招待展』を開く」と23日、明らかにした。游客(中国人団体観光客)一色だった外国人観光客を他の国に拡大して国内観光客の訪問を最大化するというのが骨子だ。
外国人観光客の多角化に向けて東南アジアや日本・台湾に対する観光マーケティングを強化することにした。直航便やチャーター便の拡充を通じて現地観光客が済州道に来やすいようにすることに焦点を合わせる。済州道は今年中に4カ国を対象に6路線の定期航空路線を新しく開設する計画だ。ティーウェイ航空が東京と大阪路線を追加している中で、チェジュ航空も大阪路線を推進中だ。
東南アジアを行き来する直航路線も拡大する。イースター航空がタイ路線を準備している中でマレーシア航空会社と路線確保のために協議を行っている。済州道内旅行業界が推進してきた単発のチャーター便も日本・ロシア・ミャンマー・ラオス・モンゴルなど8カ国を行き来することになる。今年、マカオに60回、フィリピンに20回を行き来する直航チャーター便も設けられる。
東南アジアや日本などを狙った観光マーケティングも強化する。翌月6日に開幕するベトナム国際観光展をはじめ、ひろしまフラワーフェスティバル(5月3~5日)、台湾台北国際観光博覧会(5月5~8日)、香港国際旅行展示会(6月15~18日)などで済州を広報する。
内国人観光客を誘致することにも関心を注ぐ。31日に開幕する済州王桜祭りや済州菜の花祭り(4月1~9日)、牛島(ウド)さざえ祭り(4月14~16日)など春季祭りを積極的に活用する計画だ。済州道内の観光会社約630社が参加するグランドセールイベントも行う。大規模の割引イベントを通じて低迷した観光市場に活気を吹き込もうという趣旨だ。また、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)をはじめとして万丈窟(マンジャングル)・正房(チョンバン)滝・石文化公園など済州道内の公営観光地28カ所を無料で開放する。
済州道観光協会は済州の観光・宿泊関連会社や施設観光地、ゴルフ場、食堂などと共に5~65%の割引イベントを行う。遊客の減少で直撃弾を受けた蓮洞(ヨンドン)の宝健(パオジェン)通りや地下商店街などは品目別に10~70%の割引イベントを行う。新羅免税店や済州国際自由都市開発センター、済州観光公社が運営する免税店や大手スーパーマーケットのイーマート・ロッテマート・ホームプラスなども5~50%割引イベントを行う。
中国以外の国家を相手にしたクルーズ観光客誘致にも関心が集まっている。済州道は最近、米国マイアミで開かれた「シートレード・クルーズ・シッピング・マイアミ」で全世界のクルーズ船社の関係者らを相手に「クルーズ寄港地に済州を入れてほしい」と求めた。
イ・スンチャン済州道観光局長は「今回の危機を契機に中国人向け格安パッケージ観光が中心だった済州の観光を経済効果が大きい個別観光を中心に変えていきたい」と話した。
一方、済州はTHAADによる厳しい状況の中でも今年に入って20日まで302万760人の内外国人観光客が訪問し、昨年同期(284万3903人)より6.2%増加した。中国人など外国人が50万3768人で昨年(53万1195人)より5.2%減ったが、内国人が251万6902人で昨年(231万2708人)より8.8%増えた結果だ。
外国人観光客の多角化に向けて東南アジアや日本・台湾に対する観光マーケティングを強化することにした。直航便やチャーター便の拡充を通じて現地観光客が済州道に来やすいようにすることに焦点を合わせる。済州道は今年中に4カ国を対象に6路線の定期航空路線を新しく開設する計画だ。ティーウェイ航空が東京と大阪路線を追加している中で、チェジュ航空も大阪路線を推進中だ。
東南アジアを行き来する直航路線も拡大する。イースター航空がタイ路線を準備している中でマレーシア航空会社と路線確保のために協議を行っている。済州道内旅行業界が推進してきた単発のチャーター便も日本・ロシア・ミャンマー・ラオス・モンゴルなど8カ国を行き来することになる。今年、マカオに60回、フィリピンに20回を行き来する直航チャーター便も設けられる。
東南アジアや日本などを狙った観光マーケティングも強化する。翌月6日に開幕するベトナム国際観光展をはじめ、ひろしまフラワーフェスティバル(5月3~5日)、台湾台北国際観光博覧会(5月5~8日)、香港国際旅行展示会(6月15~18日)などで済州を広報する。
内国人観光客を誘致することにも関心を注ぐ。31日に開幕する済州王桜祭りや済州菜の花祭り(4月1~9日)、牛島(ウド)さざえ祭り(4月14~16日)など春季祭りを積極的に活用する計画だ。済州道内の観光会社約630社が参加するグランドセールイベントも行う。大規模の割引イベントを通じて低迷した観光市場に活気を吹き込もうという趣旨だ。また、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)をはじめとして万丈窟(マンジャングル)・正房(チョンバン)滝・石文化公園など済州道内の公営観光地28カ所を無料で開放する。
済州道観光協会は済州の観光・宿泊関連会社や施設観光地、ゴルフ場、食堂などと共に5~65%の割引イベントを行う。遊客の減少で直撃弾を受けた蓮洞(ヨンドン)の宝健(パオジェン)通りや地下商店街などは品目別に10~70%の割引イベントを行う。新羅免税店や済州国際自由都市開発センター、済州観光公社が運営する免税店や大手スーパーマーケットのイーマート・ロッテマート・ホームプラスなども5~50%割引イベントを行う。
中国以外の国家を相手にしたクルーズ観光客誘致にも関心が集まっている。済州道は最近、米国マイアミで開かれた「シートレード・クルーズ・シッピング・マイアミ」で全世界のクルーズ船社の関係者らを相手に「クルーズ寄港地に済州を入れてほしい」と求めた。
イ・スンチャン済州道観光局長は「今回の危機を契機に中国人向け格安パッケージ観光が中心だった済州の観光を経済効果が大きい個別観光を中心に変えていきたい」と話した。
一方、済州はTHAADによる厳しい状況の中でも今年に入って20日まで302万760人の内外国人観光客が訪問し、昨年同期(284万3903人)より6.2%増加した。中国人など外国人が50万3768人で昨年(53万1195人)より5.2%減ったが、内国人が251万6902人で昨年(231万2708人)より8.8%増えた結果だ。
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