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<セウォル号引き揚げ>「現在、船体を海底から24.4メートル持ち上げ…来月4、5日に陸地到着の見通し

ⓒ 中央日報日本語版

23日、セウォル号の引き揚げ作業が進行している中、一部船体が水上にその姿を表わしている。

韓国海洋水産部は23日、「セウォル号を水面上13メートルまで引き揚げる作業はきょう午後遅くまたは夕方にも完了するものと予想している」と明らかにした。

海洋水産部はこの日、記者会見を通じて作業が遅れた理由について「セウォル号を水面上に持ち上げる過程で船体の位置が変わり、ジャッキングパージ船のワイヤーとセウォル号船体の間に干渉現象が発生したため」と説明した。当初の計画では午前11時までに作業を終えるということだった。

海洋水産部はこの日午前10時現在、高さ22メートルのセウォル号船体を海底から24.4メートルの高さまで持ち上げたと伝えた。引き揚げ作業が予定通りに進めば、セウォル号は来月4、5日ごろ木浦(モクポ)新港に到着する見込みだ。


一方、セウォル号は2014年4月16日、仁川(インチョン)から済州道(チェジュド)に向かう途中で沈没し、300人余りが死亡および行方不明になった。特に、セウォル号には当時修学旅行中だった安山檀園(ダンウォン)高等学校2年生324人が乗船していたため生徒の犠牲が多かった。



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