外国人の韓国株式市場への投資が増え、ウォン高が進んでいる。21日、ソウル中区KEBハナ銀行ディーリングルームの電光掲示板に1ドル=1120.3ウォンとなっている。
経済は厳しくて政治も混乱しているうえに、中国の高高度防衛ミサイル(THAAD)報復まで重なっている。それでも外国人投資家は韓国の株式とウォンに集まっている。今年に入って21日まで外国人投資家は韓国の株式5兆5675億ウォン(約5523円、買い越し)を買い入れた。機関投資家が6兆1968億ウォン、個人投資家が1兆465億ウォンを売ったこと(売り越し)とは正反対の歩みを見せている。この日、KOSPIの上昇をリードしたのも外国人投資家だ。一日中3627億ウォン程度の韓国株を買い入れた。
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