中国の国際戦略専門家が「韓国の戦争状況に中国は備えなければならない」と明らかにした。国際戦略中国研究所の首席顧問である王海運氏は２１日（現地時間）、中国メディア環球時報に寄稿した「韓半島（朝鮮半島）状況に直面しただけでなく戦争を準備しなければならない」と題する記事を通じてこのように明らかにした。

王氏はこの中で「レックス・ティラーソン米国国務長官が韓国を国賓訪問して『北朝鮮の核問題を解決するために軍事的オプションを考慮している』と述べた」とし「戦争の雲が韓半島で大きくなる危険がある」と主張した。

王氏はまた「中国は危機に対する平和的解決を促進するために努力している」と明らかにした。


王氏は寄稿文を通じて、中国が準備するべき３項目を提示した。▼戦争に備えた国際連合▼韓半島戦争が中国に及ぼす影響の分析▼戦争の危険が高まった時の即時的な軍事行動－－などだ。

「連合戦線」に関し、王氏は「われわれは戦争に対する幅広い国際連合戦線の構築を促進するために努力しなければならない」とし「この初期努力は韓半島戦争勃発の危険をおさえることができると予想される」とした。

また、王氏は「軍事行動は戦争の危険に備えるためにできるだけ迅速に準備するべきだ」とし「情報収集を段階および各種危険な軍事行動計画を処理するための公式判断と軍事配備を目標にするべき」と明らかにした。