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セウォル号持ち上げる最終点検開始…引き上げ計画は取り消し

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

全羅南道珍島郡の彭木港に近い事故海域でセウォル号に設置されたリフティングビームとジャッキングバージ船をケーブルに連結する作業が進められている。(写真=海洋水産部)

セウォル号を1~2メートル持ち上げて引き上げ前の最後の点検をする作業が19日明け方6時から始まった。

海洋水産部は19日、セウォル号船体とバージ船2隻をつないだ引き上げロープが船をしっかりと引き上げられるかを試験すると明らかにした。試験が成功した場合すぐに進めようとしていた引き上げ計画は取り消した。

19日は干潮時と満潮時の潮位の差が一番小さい小潮期ではあるが、海上の天候が良くなく引き上げはしないことにしたと説明した。これを受けセウォル号引き上げは次の小潮期である来月5日に再び試みられると予想される。


試験当日には作業現場から1.6キロメートル以内にすべての船舶とドローンの接近が禁止される。ヘリコプターも高度152.4メートル以内への接近が制限される。

これに先立ち海洋水産部ユン・ハクペ次官は「セウォル号3周忌である4月16日までに木浦(モクポ)新港に船体を置けるよう努力する」と話していた。





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