ソウル大学日本研究所のキム・ヒョンチョル所長は「低成長が始まると余裕がなくなり、革新はおろか基本的なところから問題が起こる」とし、「サムスン電子ギャラクシーノート7バッテリー事件もそれで起こったこと」と指摘した。
「日本の『失われた20年』から理解する必要がある。不動産と株式バブルで経済が崩壊し、これが金融を経て最終的には製造業にまで影響を与える過程が20年にわかり進んだが、その間に限界企業が倒れていった。例えば、電子企業だけでもサンヨーが倒れ、ソニーも崩壊していく淘汰過程があった。この過程でシャープ・東芝は生き残った企業だが、更に二分化された。パナソニックとシャープ、東芝と日立は生存企業の中で対比された企業だった。パナソニックは再び復活して、シャープは結局売られていった。瀕死状態に陥った日立は復活中で、生き残ると予想された東芝は生死の境をさまよっている」
<インタビュー>「サムスン電子・現代車も東芝・シャープのように一発で倒れる可能性がある」(2)
<インタビュー>「サムスン電子・現代車も東芝・シャープのように一発で倒れる可能性がある」(3)
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