「このように(法廷に)座って国政壟断の一環で(裁判を受けるのが)国民に申し訳なく心が重い」。
崔順実(チェ・スンシル)氏が朴槿恵(パク・クネ)大統領罷免後の最初の裁判で国民に謝罪する内容の発言をした。昨年10月31日に検察に出頭した際「死ぬほどの罪を犯した」と述べて以来、初めての反省の言葉だった。
ソウル中央地裁の審理で13日に開かれた崔被告と前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告の公判で、崔被告は証人として出席した前文化体育観光部第2次官の金鍾(キム・ジョン)被告に直接質問した。その過程でこのような言葉を述べた。続いて崔被告は「申し訳ない。(Kスポーツ財団に関連し)大統領が指示した通りにするべきではなかったが、してみると関与を多くした」と話した。朴前大統領の指示に基づいて関与することになったという主張だった。そして「お金や私益のためにしたのではなかった」と自分の容疑を否認した。
崔被告は昨年12月に始まった裁判で終始「悔しい」という立場を訴えてきた。1月には特別検察に出頭しながら「民主主義の特検でない。自白を強要している」と叫んだりもした。
この日、金鍾被告も「大統領と崔被告に利用されたようだ。国政壟断事態にかかわったことについて国民に謝罪したく、沈痛な心情」と述べて涙ぐんだ。金鍾被告は「2015年にチョン・ホソン前秘書官を通じて朴前大統領の指示を受け、サムスン電子の朴商鎮(パク・サンジン)前社長と第一企画の林大基(イム・デギ)社長に会った。その後2、3カ月に1回ずつ朴前社長が連絡をし、崔被告の娘チョン・ユラ氏を支援する過程を説明した」と証言した。
一方、この日午後に開かれた崔被告の賄賂容疑に対する最初の裁判で、崔被告側は特検チームの捜査と起訴の過程に「違法性」があると主張した。崔被告は朴前大統領とともにサムスン側から賄賂を受けた容疑で特検チームに起訴された。このため同じ日に2回も法廷に立つことになった。
崔被告側のイ・ギョンジェ弁護士は「崔被告が朴前大統領と借名携帯電話で数回電話をしたとか、高位職の人物に影響力を行使したなど、いかなる根拠もない事実が記載されている」とし「小説のようだ」と主張した。続いて「特検法は野党が推薦した人物の中から特検を任命できるようにし、平等権に背く」とし「これは朝鮮民主主義人民共和国であるような法」と述べた。これに先立ちイ弁護士は裁判所に「違憲法律審判請求をする」と話した。
イ弁護士は特検チーム派遣検事が裁判を担当する点も問題にした。イ弁護士は「特検法に基づくと派遣検事は公訴維持権がないと見るべきだ」と主張した。しかし裁判所は「明示的規定がないが関連法令を総合的に見ると可能だと判断される」と意見を明らかにした。
崔順実(チェ・スンシル)氏が朴槿恵(パク・クネ)大統領罷免後の最初の裁判で国民に謝罪する内容の発言をした。昨年10月31日に検察に出頭した際「死ぬほどの罪を犯した」と述べて以来、初めての反省の言葉だった。
ソウル中央地裁の審理で13日に開かれた崔被告と前青瓦台(チョンワデ、大統領府)政策調整首席秘書官の安鍾範(アン・ジョンボム)被告の公判で、崔被告は証人として出席した前文化体育観光部第2次官の金鍾(キム・ジョン)被告に直接質問した。その過程でこのような言葉を述べた。続いて崔被告は「申し訳ない。(Kスポーツ財団に関連し)大統領が指示した通りにするべきではなかったが、してみると関与を多くした」と話した。朴前大統領の指示に基づいて関与することになったという主張だった。そして「お金や私益のためにしたのではなかった」と自分の容疑を否認した。
崔被告は昨年12月に始まった裁判で終始「悔しい」という立場を訴えてきた。1月には特別検察に出頭しながら「民主主義の特検でない。自白を強要している」と叫んだりもした。
この日、金鍾被告も「大統領と崔被告に利用されたようだ。国政壟断事態にかかわったことについて国民に謝罪したく、沈痛な心情」と述べて涙ぐんだ。金鍾被告は「2015年にチョン・ホソン前秘書官を通じて朴前大統領の指示を受け、サムスン電子の朴商鎮(パク・サンジン)前社長と第一企画の林大基(イム・デギ)社長に会った。その後2、3カ月に1回ずつ朴前社長が連絡をし、崔被告の娘チョン・ユラ氏を支援する過程を説明した」と証言した。
一方、この日午後に開かれた崔被告の賄賂容疑に対する最初の裁判で、崔被告側は特検チームの捜査と起訴の過程に「違法性」があると主張した。崔被告は朴前大統領とともにサムスン側から賄賂を受けた容疑で特検チームに起訴された。このため同じ日に2回も法廷に立つことになった。
崔被告側のイ・ギョンジェ弁護士は「崔被告が朴前大統領と借名携帯電話で数回電話をしたとか、高位職の人物に影響力を行使したなど、いかなる根拠もない事実が記載されている」とし「小説のようだ」と主張した。続いて「特検法は野党が推薦した人物の中から特検を任命できるようにし、平等権に背く」とし「これは朝鮮民主主義人民共和国であるような法」と述べた。これに先立ちイ弁護士は裁判所に「違憲法律審判請求をする」と話した。
イ弁護士は特検チーム派遣検事が裁判を担当する点も問題にした。イ弁護士は「特検法に基づくと派遣検事は公訴維持権がないと見るべきだ」と主張した。しかし裁判所は「明示的規定がないが関連法令を総合的に見ると可能だと判断される」と意見を明らかにした。
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