崔順実（チェ・スンシル）被告の家族と周辺人物約４０人の財産が２２００億ウォン（約２１７億円）水準に上ることが朴英洙（パク・ヨンス）特別検察官チームの調査の結果確認された。

特検などが４日に明らかにしたところによると、崔被告一家などの財産追跡を通じ崔被告は江南区新沙洞（カンナムグ・シンサドン）のビルと江原道平昌（カンウォンド・ピョンチャン）の土地、その他建物と土地、預金を合わせ総額２２８億ウォン（取引申告額基準）相当の財産を保有していることがわかった。

このうち預金だけで１７億ウォンに達するものと把握された。


崔被告一家と周辺人物約４０人を対象にした財産追跡では総額２２００億ウォンの財産を保有していると推定された。

このうち崔被告の姉である崔スンチョン氏の財産が１６００億ウォン台で最も多かった。崔スンチョン氏夫妻は外食会社と子ども服会社などを運営する資産家とされる。

特検は崔被告の過去の借名財産などを一部明らかにし崔被告一家の不審な不動産取引情況を捕らえるなどの成果を得たが、資料不足と時間経過などの限界で違法財産蓄積の有無に関しては目立つほどの結果は得られなかったという。

特検は６日に最終捜査結果を発表し、崔被告一家と周辺人物の財産追跡結果を発表する予定だ。