「最近、ちょっと力があるからといって下にいる人々を困らせ、お年寄りに暴行をするような事件がとても多いじゃないですか。ボンスンが悪いやつらをみんな叩きのめします。(このドラマを見れば)閉塞した社会で心が突き抜けるような気持ちになるでしょう」
22日に開かれたJTBC金土ドラマ『力の強い女ト・ボンスン』の制作発表会で、イ・ヒョンミンPDは今回の作品をこのように定義した。同作は、「力の強い人=悪いやつら」になった世の中で、母系遺伝で産まれた時から「怪力女」のト・ボンスン(パク・ボヨン扮)が、その力を利用して正義を実現するロマンチックコメディだ。『悪い男』(2010)や『ごめん、愛してる』(2004)などを演出したイ・ヒョンミンPDは、「自分は正統メロドラマや悲しい物語専門だと思っていたが、『僕は彼女に絶対服従~カッとナム・ジョンギ~』(2016)などの出演をしながらひょっとしたらコメディ畑の人間なのかもしれないという気がした」と話し、B級コメディの演出に対する覚悟を明らかにした。脚本は『愛するウンドン』(2015)などを書いたペク・ミギョン作家が手がけた。
劇中、ト・ボンスンは小学校の時から片思いをしているイン・グクドゥ(ジス扮)の理想のタイプであるコスモスのような女性になりたいと思っている。しかし、物は触れば壊れ、人は叩けば飛んでいってしまうのが現実だ。このような能力を隠して生きようと努力するが、これを見ていたゲーム会社のCEOアン・ミンヒョク(パク・ヒョンシク扮)はボンスンに警備員の職を提案する。また、新米刑事で女性連鎖失踪事件の担当になったグクドゥは、事件の唯一の目撃者であるボンスンを24時間ガードすることになり、奇妙な三角関係の構図が形成される。
『ああ、私の幽霊さま』(2015)でおてんば幽霊に取りつかれたキッチン・アシスタントのナ・ボンソン役と映画『私のオオカミ少年』(2014)で、謎の少年と少しずつ心を通わせていくスニ役で人気を博したパク・ボヨンは、超能力に特化した女優らしく、小さな体格から繰り出される怪力を自然に演じる。パク・ボヨンは「いつも新しいことに挑戦しているが、ボンスンを見て代理満足を感じた」とし「アクションの練習は結構したが、ポンと叩く私よりも叩かれて飛んでいく相手役のほうがもっと苦労が多かったと思う」と話した。
ドラマ『力の強い女ト・ボンスン』 怪力女が閉塞した世の中の救世主に?(2)
22日に開かれたJTBC金土ドラマ『力の強い女ト・ボンスン』の制作発表会で、イ・ヒョンミンPDは今回の作品をこのように定義した。同作は、「力の強い人=悪いやつら」になった世の中で、母系遺伝で産まれた時から「怪力女」のト・ボンスン(パク・ボヨン扮)が、その力を利用して正義を実現するロマンチックコメディだ。『悪い男』(2010)や『ごめん、愛してる』(2004)などを演出したイ・ヒョンミンPDは、「自分は正統メロドラマや悲しい物語専門だと思っていたが、『僕は彼女に絶対服従~カッとナム・ジョンギ~』(2016)などの出演をしながらひょっとしたらコメディ畑の人間なのかもしれないという気がした」と話し、B級コメディの演出に対する覚悟を明らかにした。脚本は『愛するウンドン』(2015)などを書いたペク・ミギョン作家が手がけた。
劇中、ト・ボンスンは小学校の時から片思いをしているイン・グクドゥ(ジス扮)の理想のタイプであるコスモスのような女性になりたいと思っている。しかし、物は触れば壊れ、人は叩けば飛んでいってしまうのが現実だ。このような能力を隠して生きようと努力するが、これを見ていたゲーム会社のCEOアン・ミンヒョク(パク・ヒョンシク扮)はボンスンに警備員の職を提案する。また、新米刑事で女性連鎖失踪事件の担当になったグクドゥは、事件の唯一の目撃者であるボンスンを24時間ガードすることになり、奇妙な三角関係の構図が形成される。
『ああ、私の幽霊さま』(2015)でおてんば幽霊に取りつかれたキッチン・アシスタントのナ・ボンソン役と映画『私のオオカミ少年』(2014)で、謎の少年と少しずつ心を通わせていくスニ役で人気を博したパク・ボヨンは、超能力に特化した女優らしく、小さな体格から繰り出される怪力を自然に演じる。パク・ボヨンは「いつも新しいことに挑戦しているが、ボンスンを見て代理満足を感じた」とし「アクションの練習は結構したが、ポンと叩く私よりも叩かれて飛んでいく相手役のほうがもっと苦労が多かったと思う」と話した。
ドラマ『力の強い女ト・ボンスン』 怪力女が閉塞した世の中の救世主に?(2)
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