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「韓国型2階建て高速鉄道車両」、無理な開発推進が議論に(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
コレール(韓国鉄道公社)が韓国政府だけでなく内部ですら実用性が落ちるという評価を受けた韓国型2階建て高速鉄道車両の開発を無理に推進していて議論が起きている。この過程でコレールの洪淳晩(ホン・スンマン)社長が車両メーカーに「開発が完了すれば列車を購入する」という特恵的な約束までした事実も確認された。

国土交通部と関連業界が20日に明らかにしたところによると、コレールは昨年11月に韓国鉄道技術研究院、車両メーカーの現代ロテムと「韓国型2階建て高速鉄道車両開発に向けた共同研究業務協約を締結した。今年末までに2階建て高速鉄道車両製作技術を独自確保するという内容だ。2階建て高速鉄道車両はフランスや日本などではすでに運営中だ。

だがコレールはこれに先立ち2015年9月に開かれた関係機関会議で2階建て高速鉄道車両を導入・運営する計画はないと明らかにしている。コレール関係者は「当時2階建て車両は一般車両に比べ乗降時間が長くかかるなど1駅当たりの停車時間が長くなり全般的な列車運営計画に支障を与えかねないという問題が提起された」と話す。


しかし昨年5月に洪社長が就任して雰囲気ががらりと変わった。洪社長は建設交通部鉄道局長、国土海洋部交通政策室長、韓国鉄道技術研究院長などを歴任した。彼は就任後2階建て高速鉄道車両開発を最優先課題に掲げ、「線路増設せずに旅客輸送量を画期的に増やせる方法だ。導入計画を任期中にまとめる」と明らかにした。



「韓国型2階建て高速鉄道車両」、無理な開発推進が議論に(2)

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