アシアナ航空ホームページのキャプチャー
欧州東南部バルカン半島に位置した両国は、別名「バルカン半島の火薬庫」と呼ばれるほど紛争が多いところだ。スラブ系のキリスト教中心であるセルビアと回教徒であるアルバニアは、長い間、人種・宗教的対立で葛藤が絶えない。両国は特に1990年代末にセルビア内自治州だったコソボでアルバニア系住民が分離独立運動を行いながら内戦が起きていた。コソボは米国と欧州連合(EU)等の支援で2008年に独立を宣言したが、セルビアはまだコソボの独立を認めないでいる。
ハッカーはこの日、「セルビア人がコソボでアルバニア人に殺害されるなど迫害を受けている」と主張し、「戦争は無駄だが、セルビアで起きたことを見ると、これ以上世の中を平和で守るのは不可能だ」と強い不満を示した。
一方、アシアナ航空ホームページのハッキングで航空券の発券や予約などすべての機能が麻ひし、利用者への不便が続いている。
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