トランプ米大統領は１０日（現地時間）、ホワイトハウスで安倍晋三首相と日米首脳会談をした後、「米国と日本は両国の経済にプラスとなる、自由で公正な貿易関係を推進することにした」と述べた。現地メディアによると、トランプ大統領は首脳会談の後、「日本と重要で揺るぎない同盟関係を維持している」とし、このように話した。

韓半島（朝鮮半島）状況への言及もあった。トランプ大統領は「北朝鮮の核・ミサイル脅威の優先順位は非常に高い。両国が協調しなければならない」と明らかにした。トランプ大統領は関連発言で非常に（ｖｅｒｙ）という言葉を２回強調した。

安倍首相は「自動車企業をはじめ、日本企業が米国への投資を計画している」と述べた。トランプ大統領の圧力にトヨタ自動車の豊田章男社長は９日、「今後５年間に米国に１００億ドル投資する」と明らかにした。


この日、トランプ大統領は通訳の声を聴くイヤホンをつけず首脳会談の記者会見に登場した。「大統領は日本語が分かるのか」という驚きの反応もあるが、記者会見があらかじめ準備された台本を読むレベルにとどまったという声も出ている。