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トランプ発言の影響で…一気にウォン高ドル安進む

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「トランプ氏の発言」によってウォンが1ドル=1150ウォン割れとなった。2日、ソウル外国為替市場では、前日に比べて11.3ウォン高ドル安となる1ドル=1146.8ウォンで取引を終えた。ウォンは昨年11月9日、1ドル=1149.5ウォンとなって以来3カ月で1ドル=1140ウォン台に上った(終値基準)。

先月31日(現地時間)、「日本・中国・ドイツが為替操作を行っている」としたドナルド・トランプ米大統領の発言が2日連続で影響を及ぼした。「ドル高」を許さないというトランプ氏の発言を受け、ウォン高ドル安が続いている。

1日、米国連邦準備制度(FRS)が基準金利の凍結を決定し、今後の利上げ計画を示していない点も「ドル安」を促した。トランプ氏の為替・貿易戦争宣言に合わせ、米国基準金利の利上げ時期が遅れる可能性があるという分析が出てからだ。サムスン先物のチョン・スンジ研究員は「当面外国為替市場はFRSよりはトランプ氏の発言にもっと敏感に反応するだろう」と話した。KOSPI指数も小幅下落した。この日、KOSPI指数は前日より9.47ポイント(0.46%)下落した2071.01で取り引きを終えた。米国の保護貿易主義の強化によって現代自動車とポスコが下落し、大統領選出馬の放棄により「潘基文(パン・ギムン)テーマ株」も暴落した。

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