北朝鮮が24日から27日まで朝鮮中央テレビを通じてムスダンミサイル(北朝鮮名・火星10号)の試験発射場面を見せた。昨年6月22日の発射から半年後に初めて公開された映像だった。ムスダンは移動式発射台(TEL)から発射され、巨大な火炎とともに空中に上がった。当時、北朝鮮はこのミサイルが高度1413キロまで上昇飛行した後、400キロ前方の目標水域に正確に落ちたと主張した。
軍当局は北朝鮮が今年挑発する場合、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、射程距離3000キロ以上の中距離弾道ミサイル(IRBM)のムスダンを先に試験発射すると判断している。
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は今月1日の「新年の辞」で「ICBM発射準備が最終段階」と主張した。その後、北朝鮮のミサイル関連施設で試験発射の準備状況が相次いで確認された。しかし軍当局は北朝鮮が米国のトランプ新政権の関心を引こうという意図だと分析した。
北朝鮮はICBMのKN-08とKN-18の1段目のエンジンをノドンまたはスカッドのエンジンからムスダンのエンジンに変えようとしている。射程距離をさらに増やすことができるからだ。KN-08とKN-14ミサイルはまだ一度も試験発射をしていない。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の北極星もムスダンのエンジンを基盤とする。
しかしムスダンはまだ完成の段階に達していない。北朝鮮は昨年ムスダンを8回発射したが、6月の試験発射を除いてすべて失敗した。
軍事専門家のヤン・ウクAWIC代表は「今回の動画を見ると、ムスダンミサイルのグリッドフィン(格子状翼)が正常に作動した」とし「ミサイル技術はまだ初歩段階だが、北は条件を最大限に活用しながら技術を発展させていて、過小評価するべきではない」と述べた。
一方、米国の北朝鮮関連情報サイト「38ノース」は27日(現地時間)、衛星写真を分析した結果、北朝鮮が平安北道寧辺(ヨンビョン)核団地でプルトニウム生産用原子炉を再稼働した兆候がみられると報じた。
軍当局は北朝鮮が今年挑発する場合、大陸間弾道ミサイル(ICBM)ではなく、射程距離3000キロ以上の中距離弾道ミサイル(IRBM)のムスダンを先に試験発射すると判断している。
金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長は今月1日の「新年の辞」で「ICBM発射準備が最終段階」と主張した。その後、北朝鮮のミサイル関連施設で試験発射の準備状況が相次いで確認された。しかし軍当局は北朝鮮が米国のトランプ新政権の関心を引こうという意図だと分析した。
北朝鮮はICBMのKN-08とKN-18の1段目のエンジンをノドンまたはスカッドのエンジンからムスダンのエンジンに変えようとしている。射程距離をさらに増やすことができるからだ。KN-08とKN-14ミサイルはまだ一度も試験発射をしていない。潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の北極星もムスダンのエンジンを基盤とする。
しかしムスダンはまだ完成の段階に達していない。北朝鮮は昨年ムスダンを8回発射したが、6月の試験発射を除いてすべて失敗した。
軍事専門家のヤン・ウクAWIC代表は「今回の動画を見ると、ムスダンミサイルのグリッドフィン(格子状翼)が正常に作動した」とし「ミサイル技術はまだ初歩段階だが、北は条件を最大限に活用しながら技術を発展させていて、過小評価するべきではない」と述べた。
一方、米国の北朝鮮関連情報サイト「38ノース」は27日(現地時間)、衛星写真を分析した結果、北朝鮮が平安北道寧辺(ヨンビョン)核団地でプルトニウム生産用原子炉を再稼働した兆候がみられると報じた。
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