1963年1月22日、仏エリゼ宮でアデナウアー西ドイツ首相(正面を向いて座っている人のうち左側)とドゴール仏大統領(真ん中)が両国の友好条約に署名している姿を、ポンピドゥー仏首相(右)が眺めている。
その後、独仏関係は強まった。今日の両国関係を敵対的と見る人はほとんどいない。2003年にエリゼ条約40周年を記念して両国は共同国籍を認め、閣僚交換に合意し、2010年に仏財務相がドイツ閣僚会議に出席した。また両国は条約40周年記念行事として仏ベルサイユ宮殿劇場で合同議員会議を開催した。シラク仏大統領とシュレーダー独首相も出席した。ベルサイユ宮殿は1871年のドイツ帝国宣言、1919年の第1次世界大戦講和条約締結でドイツとフランスが恥辱と雪辱を交わした歴史の現場だ。また2013年の条約50周年記念では独ツベルリンで合同閣僚会議と合同議員会議を開いた。
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