朴槿恵（パク・クネ）大統領は２５日、韓国経済新聞の鄭奎載（チョン・ギュジェ）主筆とのインタビューで「夜にドラマを見る時間は多くない」と述べた。「夕方にテレビドラを見ているという話とワーカホリックという話があるが、両方のうち何が真実か」という質問に答えた。朴大統領は、ソウル清潭洞（チョンダムドン）のチャウム医院でドラマのヒロインの名前である「キル・ライム」という仮名で特別サービスを受けていたという報道が出た後、「夕方に官邸でテレビドラマを見ている」と疑われてきた。

これに対して朴大統領は「ドラマを見る時間は多くない。そのように時間を過ごしていたら、様々な業務をこなすことができないだろう」と述べ、「処理すべき書類が一日だけでも積もるが、（書類を全部）見なければならないと思う」と反論した。

また、「時間があるたびに夕方もずっと（書類を）見ており、必要なら週末にも見てそれがただ見て終わるというよりは、それを誰かに聞いたり、首席室や長官室に調べたりして決定を下すものもあり、考えながら話し合うものもあるなど、そのようなものが大統領の業務の中で一部分を多く占めている」と説明した。


この日、約５０分間のインタビューで本人に対する各種疑いを否定した朴大統領は「このような状況にも国民から支持していただき、応援していただいているので、大変な時期だが力になる」と旧正月の挨拶を残した。