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韓経:海外では人気が一段落した「ポケモンGO」…韓国でブーム再現なるか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

ナイアンティックのデニス・ファン理事が24日、ソウルウェスティン朝鮮ホテルで開かれた記者懇談会で位置情報ベースの拡張現実(AR)ゲーム「ポケモンGO」の韓国発売を発表している。

任天堂の拡張現実(AR)ゲームである「ポケモンGO」が発売6カ月で韓国に上陸した。昨年7月、米国、オーストラリア、ニュージーランドなどで初めて発売されて以来、爆発的な人気を呼んでイノベーションのシンボルとして浮び上がったが、最近人気が一段落しているなか、韓国でのヒットは難しいだろうとの展望が出ている。

ポケモンGOの開発会社である米ナイアンティックは24日、ソウル小公洞(ソゴンドン)のウェスティン朝鮮ホテルで記者懇談会を開き、ポケモンGOのアプリを韓国のグーグルプレーとアップルのアップストアなどアプリ市場に発売したと発表した。約80メガバイト(MB)の大きさのファイルをダウンロードして設置した後、グーグルのIDでアクセスしてニックネームだけを入力すれば、直ちにプレーすることができる。スマートフォンの地図を見て自身の現位置の近くにあるポケモンを捕まえる。実際の世界と重なったスマートフォンの画面にポケモンが現れるので、漫画のキャラクターが現実に登場したかように感じられる。

このような革新性のために、ポケモンGOは昨年7月、米国、オーストラリア、ニュージーランドなどで初めて発売されるや否や、圧倒的な人気を呼んだ。韓国内でも正式に発売する前に江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)など一部の地域でサービスをしばらく利用することができ、その一帯に数十万人のゲーマーが駆け付ける現象を作った。ポケモンGOがグーグル地図に基づいているため、昨年6月にグーグル側がナビゲーションなどサービスの高度化に向けて韓国の超精密地図データ(5000分の1縮尺)を韓国の外に搬出しようと申請して賛否議論に巻き込まれたこともある。韓国政府は昨年11月、国家安保問題を理由にグーグルの地図搬出を最終不可とした。


ナイアンティック側は韓国内サービスのために「公開的に使用できる色々なデータソースを活用した」と明らかにしたが、具体的にグーグル地図問題に対しては沈黙した。ナイアンティックのデニス・ファン理事はこの日に開かれた懇談会で「発売初、予想外の人気に対応し切れず、一息入れる時間が必要だった」とし「英語・フランス語・イタリア語・ドイツ語・スペイン語・日本語などに続き、韓国語のサービスを準備するまで時間がかなりかかったのは事実」と話した。また、彼はグーグル地図のイシューには関係がないのかとの質問には「話すことがない」と答えを避けた。

韓国空間情報通信のキム・インヒョン社長は「ポケモンGOを直接実行して地図の解像度を調べた結果、5000分の1縮尺の地図をベースにサービスが実現されているようだ」とし、「グーグルがSKテレコムと協力してグーグル地図の韓国版サービスを提供しているように、ナイアンティックも似たような方式を取った可能性が高い」と説明した。

ポケモンGOの韓国発売の時期が寒い冬という点もヒットに変数になり得るという見通しだ。ファン理事は「(年間の天気が20度内外で暖かい)サンフランシスコから韓国に来てみたところ、とても寒いことを実感した」としつつも「前作の『Ingress』を見ても季節に関係なくゲームを楽しむユーザーが少なからずおり、この問題(気温)に大きな関心を持っていない」と話した。



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