崔順実(チェ・スンシル)事態にかかわったある大企業の関係者はこのように振り返った。「過去には賄賂は企業が資金を作り、配達事故を防ぐために政権ナンバー2にこっそりと渡した。しかし今回は全く状況が違った。対外協力担当役員が黒い金でなく会社の公金を領収書まで受けながらミル・Kスポーツ財団に渡した」。かつての政権のナンバー2はよく知られた顔だった。金大中(キム・デジュン)時代は権魯甲(クォン・ノガプ)、李明博(イ・ミョンバク)時代は李相得(イ・サンドゥク)だった。ところが今回のドラマの主人公である崔順実(チェ・スンシル)は「どこの誰かも知らない人」だった。いくら「私の後ろに大統領がいる」と声を高めてもそのまま信じることはできなかった。
「政権末期に青瓦台(チョンワデ、大統領府)の側近たちがいたずらをしているものだと思った。ところが崔順実側が『次の首席秘書官会議や国務会議の時にいくつか表現を入れる』と言えば、数日後に朴槿恵(パク・クネ)大統領の口からそのような言葉が出てきた。びっくり仰天した。崔順実が大統領の演説文に没頭したのも当然だ。最も確実なビジネスモデルだったのだから」。大企業は自ら這い始めて自発的に服従した。決意して下げる頭は重くなかったし、崔順実にお金を渡した後は安心できた。
【中央時評】自ら這わなければいけない大韓民国(2檁
「政権末期に青瓦台(チョンワデ、大統領府)の側近たちがいたずらをしているものだと思った。ところが崔順実側が『次の首席秘書官会議や国務会議の時にいくつか表現を入れる』と言えば、数日後に朴槿恵(パク・クネ)大統領の口からそのような言葉が出てきた。びっくり仰天した。崔順実が大統領の演説文に没頭したのも当然だ。最も確実なビジネスモデルだったのだから」。大企業は自ら這い始めて自発的に服従した。決意して下げる頭は重くなかったし、崔順実にお金を渡した後は安心できた。
【中央時評】自ら這わなければいけない大韓民国(2檁
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