ドナルド・トランプ米大統領が23日(現地時間)、環太平洋経済連携協定(TPP)からの離脱に関する大統領令に署名する予定だと、CNNが米政府関係者の言葉を引用して報道した。就任初日である20日「オバマ・ケア」(医療保険制度改革)の廃止に署名したことに続き、バラク・オバマ政府の主な政策をひっくり返す2番目の大統領令に署名した。トランプ大統領は米国の雇用を奪い取るという理由でTPPからの離脱を公約として前面に出していた。TPPは日本・米国・メキシコなど環太平洋12カ国が参加する自由貿易協定だ。トランプ政府は、TPPから離脱を表明した後、各国と貿易交渉を始めるものとみられている。
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