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米政府文書「韓国光州事件の際、日本自衛隊が情報収集活動をしていた」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
「光州(クァンジュ)民主化運動当時、日本自衛隊が光州に関連した情報収集を行っていた」という内容が含まれている米国の政府文書が確認された。

5・18民主化運動記録館は22日、「米記者のティム・シャーロック氏が、最近、光州広域市に寄贈した米政府の記録物の中に、『日本自衛隊の光州に関する情報収集活動』について記述した文書があり、分析を行う予定」と明らかにした。

該当資料はシャーロック氏が寄贈した光州事件関連資料のうち、米太平洋司令部が作成した第1級秘密交信だ。シャーロック氏は中央情報局(CIA)を通じて国防総省合同情報センターから同文書を入手した。


この記録物の中には、「日本の海上自衛隊が韓国西南部地域の状況を詳しく観察していた。(中略)その不幸な土地(韓国)の不安定化が日本に及ぼす数多くの危険因子…(中略)」というくだりがある。

5・18民主化運動記録観館は、シャーロック氏と共に関連資料を分析した後、その内容や意味などを公開する予定だ。ナ・ガンチェ館長は「光州事件当時における日本の情報収集活動は、シャーロック氏による寄贈資料要約にその内容が簡潔に言及されている」とし「4~5月に光州を訪問予定のシャーロック氏と共に資料を分析する予定」と説明した。

これに先立ち、シャーロック氏は今月19日、光州市に計3600ページ余りからなる米政府文書ファイルを58冊を寄贈した。このファイルには、1979年~1980年に米国務省と駐韓米国大使館がやり取りした全文と韓国の状況がまとめられたいわゆる「チェロキーファイル」などが含まれている。米誌「The Journal of Commerce」の記者として活動してきたシャーロック氏は、光州事件当時、米国政府の役割などについての記事を執筆していた。



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