9日、中国軍用機10余機が韓国と日本の防空識別圏に無断進入し、武力示威をしながら韓日中軍用機50余機が大韓海峡(対馬海峡)上空で対峙した。中国は異例にも核弾頭搭載が可能なH(轟)-6爆撃機(写真)6機を動員した。
防空識別圏とは領空に接近する航空機をあらかじめ識別するために引いた仮想のライン。離於島付近の上空は韓日中の防空識別圏が重なっている。中国軍用機が日本側に向かうために通過する区域でもある。韓国国防部の当局者は10日、「過去にKADIZに進入する中国爆撃機は少数だった」とし「今回6機の爆撃機が進入したのは珍しい事例」と伝えた。中国側はKADIZ進入目的を尋ねる韓国側に対し「独自の訓練」と答えたという。
韓国防空識別区域侵犯の軍用機、核搭載可能な「中国版B粁52」(2)
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