崔順実（チェ・スンシル）被告（６１）の娘チョン・ユラ容疑者（２１）がミル・Ｋスポーツ財団関連疑惑が膨らみ始めた昨年９月初めから、ドイツからデンマークへと隠遁するため組織的に動いていたことが明らかになったと、京郷新聞が６日報じた。

同紙によると、昨年９月末にドイツでチョン氏の乗馬コーチ兼財産管理人の役割をしていたクリスティアン・カムフラデ氏は先発隊ようにデンマークのオールボーに渡った。ここでカムフラデ氏はある乗馬場のマネジャーの支援を受けてレントハウスを契約したという。このように隠れ場所が準備されると、チョン容疑者と息子、保母、馬の管理者も順にデンマークに渡った。チョン容疑者らがデンマークに移した車は昨年１０月初めにドイツで定期検査を終えていた。計画的な移住だったということだ。

このほかチョン容疑者が不動産の問題でドイツに戻る時はチョン容疑者を助けているデビッド・ユン氏（４９）兄弟のＢＭＷの車が利用されたとみられると、同紙は伝えた。デビッド・ユン氏は崔被告が欧州でした事業の大半に関与した在独２世。


また京郷新聞は「５回ほどＢＭＷが広場に駐車されているのを見たことがある」という付近の住民の言葉を報道した。レントハウスの主人は「崔順実が来たこともある」と話した。しかしチョン容疑者はデンマーク警察に逮捕された後、デビッド・ユン氏について「私と連絡を取っていない。責任を負うのを嫌がって…」と記者らに話した。