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6年ぶりに5000億ドル割り込んだ韓国輸出…今年は反騰できるか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

昨年12月30日、韓国の代表的な輸出入コンテナ専用埠頭である釜山港戡蛮埠頭の日の出。

「1964年1億ドル、1995年1000億ドル、2011年5000億ドル」

韓国輸出のまぶしい変化を見せる指標だ。輸出額が5000倍に大きくなるのに50年かからなかった。韓国経済は輸出の急成長に力づけられ1960年代の世界最下位水準から今日では10位圏の貿易大国になることができた。

こうした韓国の輸出が最近不安だ。輸出額が2年連続で減り、昨年は5000億ドルを下回った。6年ぶりのことだ。産業通商資源部が1日に明らかにしたところによると、昨年の韓国の輸出額は4955億ドルで前年より5.9%減った。輸出は2015年も前年比8%減少した。


韓国の輸出額が2年連続で減ったのは1957~1958年から58年ぶりだ。昨年の輸入額は4057億ドルで7.1%減った。これにより2015年に続き2016年も韓国の貿易規模は1兆ドルを超えられなかった。韓国は2011年から2014年まで4年連続で貿易規模1兆ドルを突破した。

昨年の貿易収支は898億ドルの黒字で、2015年の903億ドルより小幅に減った。

輸出不振の原因は複合的だ。対内外的な要因が重なった。産業通商資源部のイ・ジンウ輸出入課長は「輸出不振は世界の景気低迷で貿易が減った上に、自動車ストとギャラクシーノート7の生産中止、韓進(ハンジン)海運問題などが重なり主力品目の競争力が落ちた」と説明した。実際に中国と米国、日本、欧州連合(EU)など主要国への輸出額は2~9%ずつ減った。品目別の輸出増加率も自動車がマイナス12.5%、船舶がマイナス14.4%、家電がマイナス11.7%、無線通信機器がマイナス9.1%など、主力品目で苦戦を免れなかった。唯一輸出が増えたのはコンピュータ(8.3%)だけだった。



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