中国は日本の防衛予算の増額に強い警戒を示した。２４日付け中国新聞網によると、中国外交部の華春瑩報道官は前日、定例記者会見で日本の防衛関係費の予算が５年連続増額され、過去最大規模の予算案が編成されたとし、中国は歴史から日本の動向とその本当の意図について強い警戒を抱く十分な理由があると明らかにした。

華報道官によると、日本はここ数年間「中国威嚇論」をあおり、軍事力を増強してきたとし、日本は歴史を鏡として平和発展の道を堅持するかどうか、アジアと国際社会は注視していると伝えた。

また、日本がユネスコ分担金を拠出したことについても、加盟国の義務と批判し、世界記憶遺産審査制度の見直しは世界の文献と人類共同の記録を保護するためのものであり、一部国家の政治的利益に偏ってはならないと指摘した。