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潘基文氏、大統領選挙出馬意思を公式表明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が大統領選挙出馬意思を公式的に表明した。

潘氏は20日(現地時間)、国連本部で開かれた韓国特派員との懇談会で、「国民が望む場合、大統領選挙に出馬する意思はあるのか」という質問に対し、「国連事務総長を務めながら見て、学び、感じたことが大韓民国の発展に役に立つのなら、私の体が燃え尽きるまで努力する用意がある」と答えた。潘氏は「国民の意思が最も重要だ」とし「微力だが、国の発展と国民の福利増進のために役に立つのなら力を尽くす」とも述べた。

しかし、大統領選挙挑戦日程と方法については「政治というものは一人でできるものではなく、手段とビジョンがなければいけない」とし「どのようにするかは帰国後に各界の国民の言葉を聞いて決める」と話した。


世論調査でトップ圏にいる潘氏が大統領選挙への挑戦意思を事実上公式化したことで、大統領候補間の競争が早期に本格化する見込みだ。

潘氏は特に「国民がなく国がない状況で何の政党、政派が重要なのか」「非朴、親朴のようなものがなぜ必要なのか分からない」「国民の失望感と挫折感は現在政治をしている方々に対する不満を表す」など、政治家の政派政治・派閥政治を強く批判した。また「私は今まで自分自身を低め、私的な生活はなかったと伝えたい。私はどの誰とも話すことができる」とし、従来の政治と自分の差別性を強調した。

潘氏のこうした発言は親朴やセヌリ党に担がれるより従来の政界と一定の距離をおいて政治革新勢力を糾合するという構想を示唆したと分析される。

また潘氏は盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の墓参りを遅らせたことに「背信」という指摘が出ていることについて、「生涯、背信という言葉を言われたことはない」とし「それは私に対する人格冒とく」と反論した。



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