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潘基文氏「誰も私の代わりに発言できない」 異例の声明

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
潘基文(パン・ギムン)国連事務総長が7日(現地時間)、「(韓国で)どこの誰も私に代わって発言したり行動したりすると主張することはできないということを明言しておきたい」という立場を発表した。

潘氏はこの日、ステファン・デュジャリック国連報道官を通じて出した声明で「最近、韓国で、まるで私の代わりに一部団体や個人が国内政治問題に対して発言したり行動したりしているという主張が報道されている」とし「これら誰とも関わりはない」と述べた。

潘氏が自身をめぐる国内状況に対して別途声明を出して韓国メディアに伝えたのは異例だ。ステファン・ドゥジャリク報道官は声明を出した趣旨に関して「潘氏に対する誤った情報が多く飛び交っていて、はっきりさせておきたかった」と説明した。潘氏のこの日の声明は、自身を大統領選挙候補に立てようとする支持者の動きが本格化していることと関連があるようだ。このような動きが潘氏自身の意志によるものではないことを公に明らかにして「早期過熱」にブレーキをかけようとの布石とも読める。最近になり、潘氏の核心側近を自任する人物から潘氏が新党を結成して大統領選挙に出馬するという主張まで提起された。潘氏は自身の大統領選挙出馬に関しては明確な立場を表明しないでいる。


一方、英誌エコノミストは来年の主要イシューを予測する特別版「The World in 2017」で潘氏の大統領選挙勝利を予想している。同誌は「覚醒と分裂が潘基文大統領を誕生させるだろう」というタイトルの記事で「韓国には潘氏の支持者が多い」とし「派閥主義と距離を置いており、アピール力がある」と分析した。



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