朴槿恵(パク・クネ)大統領に対する「弾劾時刻表」が出てきた。共に民主党の禹相虎(ウ・サンホ)院内代表は24日の党政策調整会議で「早ければ12月2日、遅くとも9日の本会議で弾劾案が採決されるようにする」とし「政治日程を予測可能にする」と述べた。民主党はこの日、国会の首相推薦議論はもちろん、与党との葛藤の可能性をなくすため、当初野党3党(民主党・国民の党・正義党)が合意した韓民求(ハン・ミング)国防部長官に対する解任建議案提出計画も後回しにした。弾劾案が可決される場合、職務代行となる黄教安(ファン・ギョアン)首相体制も受け入れることにした。
禹院内代表は「弾劾に集中するには(首相に)欲を出すことはできない。首相推薦はこれ以上検討しない」と述べた。朴完柱(パク・ワンジュ)院内首席副代表も「10万人が戦っても将帥の首を取れば退却して戦争が終わる」と主張した。弾劾に一路邁進するという戦略だ。国民の党の朴智元(パク・ジウォン)非常対策委員長も「我々は(時期に)こだわらない。あなたたちの党(民主党)がしようといえば協力する」と述べた。これとともに1次決行日として提示された12月2日にも弾劾案を処理できるよう日程を提案した。28日に各党草案→両党連席会議→29日に単一案と続くシナリオだ。
野党3党の院内代表はひとまず24日の会合で▼野党3党が共同で準備した弾劾案の通常国会内(12月9日)処理▼韓民求(ハン・ミング)長官解任建議案処理の延期▼野党3党の特別検察官合意推薦--の3項目に合意した。
与党セヌリ党の非朴(朴槿恵)系も結集した。非主流が主導する非常事態委員会の幹事・呉晨煥(オ・シンファン)議員は議員一人ひとりに電話をかけ、弾劾に対する意思を尋ね始めた。この日一日に参加意思を表した議員だけで40人を超えたという。ある首都圏の議員は「『電話連判状』を通じて合流した議員が40人を超え、弾劾案処理時点には50人以上になるかもしれない」と予想した。
現在、無所属を含む野党議員は172人。すべて弾劾に賛成する場合、今まで賛成の意思を明らかにした与党議員40人だけでも弾劾案可決に必要な200人を超える。
与党議員を弾劾案発議に参加させる案も論議している。朴智元委員長は「昨日と今日、与党の責任ある人に会い、『弾劾案に210人が署名して提出しよう』と話したところ、『野党3党が発議する時(与党議員の)名簿を渡す』と約束した」と伝えた。朴委員長は「責任ある人」が誰かは明らかにしなかった。金武星(キム・ムソン)前セヌリ党代表は中央日報との電話で「弾劾に賛成する議員の名簿は渡せないが、何人ということは確認できるだろう」と述べた。
この日、与野党議員158人は朴大統領の退陣と国政空白解消案摸索のための国会本会議や全院委員会招集を促す決議案を提出した。決議案には金武星議員、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員らセヌリ党所属32人、金鍾仁(キム・ジョンイン)議員、朴映宣(パク・ヨンソン)議員ら民主党所属94人、安哲秀(アン・チョルス)議員、朴智元議員ら国民の党所属29人が署名した。議員らは決議案で「国会が国政空白を早期に終息できる代案を直ちに模索しなければいけない」と主張した。全院委は国会議員全員が議案を審査する会議。個別常任委員会で処理するのが難しい案件に関し、常任委と在籍議員4分の1の要請で国会議長が開くことができる。
議長室の関係者は「158人の要請があり、全院委開催を考慮している」とし「ただ、担当常任委である運営委の委員長がセヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表であるため、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表ら与党指導部の同意が必要とみられる」と話した。
禹院内代表は「弾劾に集中するには(首相に)欲を出すことはできない。首相推薦はこれ以上検討しない」と述べた。朴完柱(パク・ワンジュ)院内首席副代表も「10万人が戦っても将帥の首を取れば退却して戦争が終わる」と主張した。弾劾に一路邁進するという戦略だ。国民の党の朴智元(パク・ジウォン)非常対策委員長も「我々は(時期に)こだわらない。あなたたちの党(民主党)がしようといえば協力する」と述べた。これとともに1次決行日として提示された12月2日にも弾劾案を処理できるよう日程を提案した。28日に各党草案→両党連席会議→29日に単一案と続くシナリオだ。
野党3党の院内代表はひとまず24日の会合で▼野党3党が共同で準備した弾劾案の通常国会内(12月9日)処理▼韓民求(ハン・ミング)長官解任建議案処理の延期▼野党3党の特別検察官合意推薦--の3項目に合意した。
与党セヌリ党の非朴(朴槿恵)系も結集した。非主流が主導する非常事態委員会の幹事・呉晨煥(オ・シンファン)議員は議員一人ひとりに電話をかけ、弾劾に対する意思を尋ね始めた。この日一日に参加意思を表した議員だけで40人を超えたという。ある首都圏の議員は「『電話連判状』を通じて合流した議員が40人を超え、弾劾案処理時点には50人以上になるかもしれない」と予想した。
現在、無所属を含む野党議員は172人。すべて弾劾に賛成する場合、今まで賛成の意思を明らかにした与党議員40人だけでも弾劾案可決に必要な200人を超える。
与党議員を弾劾案発議に参加させる案も論議している。朴智元委員長は「昨日と今日、与党の責任ある人に会い、『弾劾案に210人が署名して提出しよう』と話したところ、『野党3党が発議する時(与党議員の)名簿を渡す』と約束した」と伝えた。朴委員長は「責任ある人」が誰かは明らかにしなかった。金武星(キム・ムソン)前セヌリ党代表は中央日報との電話で「弾劾に賛成する議員の名簿は渡せないが、何人ということは確認できるだろう」と述べた。
この日、与野党議員158人は朴大統領の退陣と国政空白解消案摸索のための国会本会議や全院委員会招集を促す決議案を提出した。決議案には金武星議員、羅卿ウォン(ナ・ギョンウォン)議員らセヌリ党所属32人、金鍾仁(キム・ジョンイン)議員、朴映宣(パク・ヨンソン)議員ら民主党所属94人、安哲秀(アン・チョルス)議員、朴智元議員ら国民の党所属29人が署名した。議員らは決議案で「国会が国政空白を早期に終息できる代案を直ちに模索しなければいけない」と主張した。全院委は国会議員全員が議案を審査する会議。個別常任委員会で処理するのが難しい案件に関し、常任委と在籍議員4分の1の要請で国会議長が開くことができる。
議長室の関係者は「158人の要請があり、全院委開催を考慮している」とし「ただ、担当常任委である運営委の委員長がセヌリ党の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)院内代表であるため、李貞鉉(イ・ジョンヒョン)代表ら与党指導部の同意が必要とみられる」と話した。
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