米戦略国際問題研究所(CSIS)がことし8月に公開した南シナ海、南沙諸島スビ礁の衛星写真。写真の中の航空機イメージはCSISが各格納庫に収容されている軍用機の大きさを推定して原本写真に追加したものだ。(写真提供=CSIS)
この他にも中国が主張している九段線は、もともと国民党(中華民国)政府が1947年に画定・発表した十一段線(U型線)に基づいているため、当時の十一段線がその内部にある島に対してのみ領有権を主張しており、周辺海域は排除した場合、これは中国の主張とそのアプローチ法に大きな影響を及ぼしかねない。そのカギを握っている台湾は外部からのさまざまな問いにも答えを出さないでいる。
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