ソウル大法学専門大学院のチョ・グク教授が１１日、朴槿恵（パク・クネ）大統領の弾劾が不可能な理由３つを明らかにした。

チョ教授はこの日、ＳＢＳ（ソウル放送）の番組「時事展望台」に出演し、「法的に本当に弾劾することになる場合、いくつか問題がある」とし「１つ目は弾劾が国会で行われるのか、２つ目は訴追することになれば黄教安（ファン・ギョアン）現首相が権利を代行することになるが、これが正しいのか」と述べた。続いて「３つ目はその手続きを踏んだ後でもこういう複雑な問題を憲法裁裁判官９人に任せることになるが、この人たちが解決する問題でない」とし「政界と国民が議論して解決する問題だ」と語った。

チョ教授は現在の事態に対する代案として「広場の政治と議会政治が互いに協力して連帯しなければいけない」とし「市民は声を自由に勇敢に表出しなければいけない。この声を受けて国会はこれをどのように迅速に制度的に終えるのか合意する必要がある」と話した。