「今回の事態で来年の創造経済予算が大幅に削減されるとも言われています。国内外の景気が厳しい中、今まさに花を開かせたスタートアップがちゃんと越冬できるか心配です」。
京畿道板橋(キョンギド・パンギョ)スタートアップキャンパスのキム・ジョンガプ運営委員長は、最近、心中が穏やかではない。これまで注意深く育ててきた起業生態系が揺さぶられる兆しを見せているためだ。下半期に入って40個に達する外資系スタートアップ(起業初期企業)が板橋に居を構え、彼らが韓国スタートアップブームと融合して起業生態系をさらにホットなものにしている。ことし1~8月にかけてベンチャー起業の数も1100個を越えて2000年ベンチャー好況期の指標に並ぶほどだった。だが、ここまでだった。最近になって朴槿恵(パク・クネ)大統領の“陰の実力者”が創造経済分野にも介入していた事実が明るみになりながら、板橋の創業生態系も雰囲気が急速にトーンダウンしている。
実際、スタートアップが進んでいくべき来年の産業景気は真冬の厳しい寒さの氷壁(アイスクリフ)の前に立っている。弱り目にたたり目で「崔順実(チェ・スンシル)事態」の中で、酷寒を進んでいかなくてはならない韓国経済のコントロールタワーは麻ひ状況に達した。
現代経済研究院は6日、2017年の経済キーワードとして「産業氷壁(ICE CLIFF)」を提示した。来年の産業景気の8大特徴を表す各核心用語の英語を頭文字で表現したもので、同時に来年の韓国経済の環境が険しさを示す表現だ。来年の8大産業景気の主な特徴は▲国際交易(International trade)回復と保護貿易主義の台頭▲産業競争力(Competitiveness)強化のための議論拡大▲輸出産業(Export industry)間の景気デカップリング--などだ。このうち、国際交易の回復と第4次産業革命の加速はまだ希望的要因と言える。韓国がうまく対処できればその成果も手にすることができる。半面、米国と中国を筆頭とした保護貿易主義の拡散、韓国企業の産業競争力の脆弱、中国市場に依存している輸出産業などは韓国経済にとって否定的な要因だ。どのようにこの難局を打開していくべきだろうか。
韓国経済、「アイスクリフ」の前に立った(2)
京畿道板橋(キョンギド・パンギョ)スタートアップキャンパスのキム・ジョンガプ運営委員長は、最近、心中が穏やかではない。これまで注意深く育ててきた起業生態系が揺さぶられる兆しを見せているためだ。下半期に入って40個に達する外資系スタートアップ(起業初期企業)が板橋に居を構え、彼らが韓国スタートアップブームと融合して起業生態系をさらにホットなものにしている。ことし1~8月にかけてベンチャー起業の数も1100個を越えて2000年ベンチャー好況期の指標に並ぶほどだった。だが、ここまでだった。最近になって朴槿恵(パク・クネ)大統領の“陰の実力者”が創造経済分野にも介入していた事実が明るみになりながら、板橋の創業生態系も雰囲気が急速にトーンダウンしている。
実際、スタートアップが進んでいくべき来年の産業景気は真冬の厳しい寒さの氷壁(アイスクリフ)の前に立っている。弱り目にたたり目で「崔順実(チェ・スンシル)事態」の中で、酷寒を進んでいかなくてはならない韓国経済のコントロールタワーは麻ひ状況に達した。
現代経済研究院は6日、2017年の経済キーワードとして「産業氷壁(ICE CLIFF)」を提示した。来年の産業景気の8大特徴を表す各核心用語の英語を頭文字で表現したもので、同時に来年の韓国経済の環境が険しさを示す表現だ。来年の8大産業景気の主な特徴は▲国際交易(International trade)回復と保護貿易主義の台頭▲産業競争力(Competitiveness)強化のための議論拡大▲輸出産業(Export industry)間の景気デカップリング--などだ。このうち、国際交易の回復と第4次産業革命の加速はまだ希望的要因と言える。韓国がうまく対処できればその成果も手にすることができる。半面、米国と中国を筆頭とした保護貿易主義の拡散、韓国企業の産業競争力の脆弱、中国市場に依存している輸出産業などは韓国経済にとって否定的な要因だ。どのようにこの難局を打開していくべきだろうか。
韓国経済、「アイスクリフ」の前に立った(2)
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