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女優イ・ボヨン、日本ドラマ『Mother』の韓国リメーク版の主人公に

ⓒ ISPLUS/中央日報日本語版

女優のイ・ボヨン

演技派女優として定評のあるイ・ボヨンがブラウン管に戻ってくる。

あるドラマ局関係者は27日、韓国日刊スポーツの取材に対して「イ・ボヨンがtvNを通じて放送される日本ドラマ『Mother』韓国リメーク版のヒロイン役への出演を検討している」と明らかにした。

引き続き「『Mother』は来年上半期でなく秋に放送される予定だ。主人公にイ・ボヨン出演が確定した場合、子役やその他出演者についても交渉し準備していく」と付け加えた。


イ・ボヨンは原作で松雪泰子が演じた鈴原奈緒役を演じる。大学で渡り鳥の研究をしていたが施設の閉鎖によって小学校の臨時教師をすることになる人物だ。渡り鳥以外には関心がない、冷静で気難しい性格だ。感情表現が下手で、いつも何を考えているか分からないような無表情をしている。出産休暇中の教師に代わって1年生の担任を受け持つことになり、そこで道木怜南(芦田愛菜扮)と出会う。虐待を受け、ゴミ袋に入れられ捨てられていた怜南を発見して母親になることを決心、誘拐して偽の母娘として逃亡生活を始める。

同作は2010年、日本テレビ系で放映されたドラマだ。虐待を受ける少女を拉致してその少女の母親になることを決心した女性を描いた作品で、2010年東京ドラマアワードで作品賞(連続ドラマ部門)優秀賞・脚本賞・主演女優賞・特別賞などをさらったドラマだ。韓国ドラマでは珍しいやや気難しく強い印象のヒロインを誰が演じるのか関心を集めていたが、その適任者としてイ・ボヨンに白羽の矢が立った。

一方、イ・ボヨンは2013年SBS(ソウル放送)ドラマ『君の声が聞こえる』で同年SBS演技大賞で大賞を受賞した。また、百想芸術大賞テレビ部門で最優秀女優演技賞を受賞するなど優れた演技力で出演するドラマは常にヒットするなど“信じて見ることができる”女優の座を確かなものとしている。また、2014年SBS『神の贈り物-14日』(原題)で娘を失った母親の切ない姿を演じて高評を得た。



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