韓国の代表的企業が7~9月期の実績で低調な成績表を受け取った。
ギャラクシーノート7の販売中断によりサムスン電子とSKテレコムが、新興市場の景気低迷とストライキ長期化により現代・起亜車が打撃を受けた。問題はすぐに実績を反騰させるほどの好材料が見られないという点だ。最大輸出市場である米国・欧州の消費心理も萎縮する傾向にある。
サムスン電子は7-9月期に売り上げ47兆8200億ウォン(約4兆3898億円)、営業利益5兆2000億ウォンを記録したと27日に発表した。昨年同期に比べ、売り上げ7.5%、営業利益は29.7%減少した。特にノート7の断種とリコールにともなう費用を一度に反映したため、IM(IT&モバイル)部門の営業利益は4-6月期は4兆3200億ウォンだったが今期は1000億ウォンに急落した。これは2010年4-6月期のギャラクシーS1発売以来最も低い数値だ。サムスン電子は同日カンファレンス・コールで「11月中に株主還元政策を発表する計画」と明らかにした。業界では自社株消却と特別配当政策が含まれると分析している。
LG電子も同日、7-9月期は売り上げ13兆2242億ウォン、営業利益2832億ウォンを記録したと明らかにした。売り上げと営業利益は前年同期比それぞれ5.7%、3.7%減少した。スマートフォンG5が人気を呼ぶことができず、MC事業本部だけで4364億ウォンの営業損失を記録した。
SKテレコムの7-9月期営業利益は4243億ウォンで昨年同期より13.5%下がった。売り上げは4兆2438億ウォンで昨年より0.4%減少した。移動通信社の収益性を現わす加入者当たりの平均売り上げ(ARPU)は3万5471ウォンで昨年より2.1%減少した。ギャラクシーノート7が断種されて端末流通子会社であるPS&Mの売り上げが減り、12~24カ月間の料金が20%割引される選択約定料金制加入者が増えたためだ。
起亜自動車も予想通り低調な実績を出した。起亜車は同日、今年7-9月期の売上額12兆6989億ウォン、営業利益5247億ウォンを記録したと発表した。売上額は前年同期比2.1%、営業利益は22.5%も減少した数値だ。ロシアなど新興市場の景気低迷とストライキ長期化にともなう悪影響だ。グループの「長兄」である現代車も前日発表した7-9月期の実績で売上額は5.7%、営業利益は29%も減った。起亜車の売上額に対する営業利益率は4.1%に終わった。現代車は2010年以降最も低い4.8%だった。
LG経済研究院のシン・ミニョン経済研究室長は「悪材料が今年7-9月期に出たため来年からは反騰の可能性があるが韓国輸出企業の最大市場である欧州と米国の消費心理が悪化しているため今後も実績改善は容易ではないものと懸念される」と話した。
ギャラクシーノート7の販売中断によりサムスン電子とSKテレコムが、新興市場の景気低迷とストライキ長期化により現代・起亜車が打撃を受けた。問題はすぐに実績を反騰させるほどの好材料が見られないという点だ。最大輸出市場である米国・欧州の消費心理も萎縮する傾向にある。
サムスン電子は7-9月期に売り上げ47兆8200億ウォン(約4兆3898億円)、営業利益5兆2000億ウォンを記録したと27日に発表した。昨年同期に比べ、売り上げ7.5%、営業利益は29.7%減少した。特にノート7の断種とリコールにともなう費用を一度に反映したため、IM(IT&モバイル)部門の営業利益は4-6月期は4兆3200億ウォンだったが今期は1000億ウォンに急落した。これは2010年4-6月期のギャラクシーS1発売以来最も低い数値だ。サムスン電子は同日カンファレンス・コールで「11月中に株主還元政策を発表する計画」と明らかにした。業界では自社株消却と特別配当政策が含まれると分析している。
LG電子も同日、7-9月期は売り上げ13兆2242億ウォン、営業利益2832億ウォンを記録したと明らかにした。売り上げと営業利益は前年同期比それぞれ5.7%、3.7%減少した。スマートフォンG5が人気を呼ぶことができず、MC事業本部だけで4364億ウォンの営業損失を記録した。
SKテレコムの7-9月期営業利益は4243億ウォンで昨年同期より13.5%下がった。売り上げは4兆2438億ウォンで昨年より0.4%減少した。移動通信社の収益性を現わす加入者当たりの平均売り上げ(ARPU)は3万5471ウォンで昨年より2.1%減少した。ギャラクシーノート7が断種されて端末流通子会社であるPS&Mの売り上げが減り、12~24カ月間の料金が20%割引される選択約定料金制加入者が増えたためだ。
起亜自動車も予想通り低調な実績を出した。起亜車は同日、今年7-9月期の売上額12兆6989億ウォン、営業利益5247億ウォンを記録したと発表した。売上額は前年同期比2.1%、営業利益は22.5%も減少した数値だ。ロシアなど新興市場の景気低迷とストライキ長期化にともなう悪影響だ。グループの「長兄」である現代車も前日発表した7-9月期の実績で売上額は5.7%、営業利益は29%も減った。起亜車の売上額に対する営業利益率は4.1%に終わった。現代車は2010年以降最も低い4.8%だった。
LG経済研究院のシン・ミニョン経済研究室長は「悪材料が今年7-9月期に出たため来年からは反騰の可能性があるが韓国輸出企業の最大市場である欧州と米国の消費心理が悪化しているため今後も実績改善は容易ではないものと懸念される」と話した。
この記事を読んで…