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<崔氏韓国国政壟断>青瓦台秘書官が崔氏の会社運営に関与…前代表が証言

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

安鍾範(アン・ジョンボム)青瓦台政策調整首席秘書官が21日、国会運営委の国政監査に出席し、ミル財団人事介入疑惑について「イ・ソンハン前事務総長と電話をしたが、人事関連の話はしなかった」と述べた。また「崔順実氏は知らない」と語った。右側は李元鐘(イ・ウォンジョン)大統領秘書室長。

安鍾範(アン・ジョンボム)青瓦台(チョンワデ、政策調整首席秘書官が「ザ・ブルーK」の運営に関与したという証言が出てきた。ザ・ブルーKは青瓦台「秘線」で呼ばれる崔順実(チェ・スンシル)氏(60)が実際の所有主と確認されたところだ。

JTBCは27日、「ザ・ブルーKのチョ前代表が放送のインタビューで『多数の青瓦台元・現関係者がザ・ブルーK事業に関与した』と述べた」と報じた。これを裏付ける細部日程が書かれたチョ氏のダイアリーも確保したと主張した。

JTBCによると、チョ氏は「崔会長」(崔氏)の指示で1月15、16日にフェンシング・バドミントン選手団創立提案書を作った。続いて同月22日に当時の安鍾範経済首席秘書官(現政策調整首席秘書官)から電話を受けた。安首席秘書官は電話で「グランドコリアレジャー(GKL)社長が電話をするから事業を推進してほしい」と話したという。その6日後、チョ氏は崔氏の側近のコ・ヨンテ氏(40)とともにGKL社長に会った。


これに関し、チョ氏は別のインタビューで「一般的に考えればGKLが『甲』だが、ザ・ブルーKが『甲』の立場で動いたためGKL側としては圧力を受けたと感じたかもしれない」と話した。このインタビューでチョ氏は「1月26日には平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック競技場でキム・ジョン文化体育観光部次官と文化体育観光部障害者担当課長に会った」と主張した。当時のミーティングにはチョン・ヒョンシクKスポーツ財団元事務総長(63)が同席したが、キム・ジョン次官から体育界の現況について詳しい説明を聞いたという。チョ氏は「安鍾範首席秘書官が『お互い助け合って学んでほしい』と話し、キム・ジョン次官がスポーツ界の現況を説明した」と話した。

崔順実氏の別の側近のチャ・ウンテク前創造経済推進団長(47)の叔父(金尚律青瓦台前教育文化首席秘書官)もザ・ブルーKに関与したとみられると、JTBCは伝えた。チョ氏の言葉を引用し、「崔氏が私にKスポーツ財団のパク・ホンヨン課長とともに金尚律(キム・サンリュル)元首席秘書官に会うように指示した」と報じた。

またチョ氏は「3月8日の昼休みに行われたミーティングに金尚律元首席秘書官をはじめ、安鍾範首席秘書官、キム元次官、チョン・ヒョンシク元事務総長、パク・ホンヨン課長が出席した。当時のミーティングはスイスのスポーツ施設専門建設会社ヌスリーとザ・ブルーKが了解覚書(MOU)締結を議論する時間だった」と主張した。この席で安首席秘書官とキム・ジョン次官はスイスの会社側に英語で自身の職責と名前を紹介したという。

またチョ氏はKT経営研究所長(3月11日)とポスコ経営支援常務(3月15日)に会ったと語った。チョ氏はKT側に適当に作成した提案書を送ったが、1週間後にKT側から「ザ・ブルーKがどんな会社なのか知りたい」という連絡を受けたと記憶していた。ポスコの場合もスポーツ選手団提案書を送るとすぐに反応がきたというのが、チョ氏の説明だ。

これに関しキム・ジョン次官は「2月にミーティングに行ったところチョ氏が席にいた。しかしあいさつ程度を言葉を交わしただけ」と話した。安鍾範首席秘書官は「崔順実氏の存在は今回の事件が起きて初めて知った。電話も一度もしたことがない。みんながでたらめな話をしている」と反論した。



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