2013年1月18日、朴槿恵次期大統領がソウル鍾路区通義洞の執務室でスイスダボス会議に特使として派遣する李仁済元共同選対委員長と握手している。李仁済元共同選対委員長は崔順実氏のファイルのダボス会議特使推薦名簿に含まれていなかった。(中央フォト)
崔氏のコンピューターには初代青瓦台(チョンワデ、大統領府)警護処長(現警護室長)人選のための参考資料ファイルもあった。朴大統領は業務引継ぎ委員会当時(2013年2月8日)、警護処長を警護室長(長官級)に昇格させた。2013年1月3日に作成された「歴代警護処長現況」というファイルには「軍出身:忠誠心があり警護に専念できる。政治的でない。軍との協力が円滑」「警察:権威的ではなく柔軟性がある警護に適しているが、政治的であり時流に便乗する傾向がある」「警護処:警護の生理をよく把握し、大統領によく見えるために対応するが、組織利己主義がある(排他的)」という出身別の評価が書かれていた。軍出身者を弱点なく好評したのが目を引く。そして候補群としてパク・スンフン氏(予備役海兵准将)、イ・ムンソク氏(元軍参謀長)、朴勝椿(パク・スンチュン)氏(報勲処長)、朴鍾俊(パク・ジョンジュン)氏(元警察庁次長)などを挙げた。このうち朴鍾俊元次長は2013年6月、警護室次長に任命された。警護室長には「軍出身」の朴興烈(パク・ フンリョル)元陸軍参謀総長が任命された。
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