ソウルCOEXにある江南スタイル彫刻
光化門の世宗大王像
パリの騎馬像と韓国の騎馬像
力を注いで製作した銅像であっても「必ず銅像でなければいけなかったのか」という疑問が抱くことが多い。ソウルで最も美しい風景の一つは光化門(クァンファムン)の屋根とその後ろの北岳山(プガクサン)の調和だが、その前で黄銅色にきらめく、西欧式写実主義描写法で製作された世宗大王像を見ると奇妙な不調和を感じる。ここに世宗路とか世宗大王を記憶する視覚的な何かを設置しようと考えたことは理解できるが、それが巨大な銅像でなければいけなかったのだろうか。ハングルをテーマにした落ち着きのある抽象美術ではいけなかったのだろうか。銅像が韓国の伝統なのか。
【コラム】銅像を建てるのが好きな韓国(2)
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