FTISLANDのイ・ホンギ(左)、歌手のチェヨン(右).
左手でボールを投げるイ・ホンギ(左)、女子部選抜戦に出場したチェヨン(右)。
2013年に趣味でボウリングを始めたキム・スヒョンはことし4月からキム・ヒョンボム-パク・ギョンシンさん(39)らプロボウラーの指導を受けながらプロ選手になるための準備を進めてきた。キム・スヒョンは韓国だけでなく中国・東南アジアなどを行き来する忙しい日程の中でも、時間ができるとボーリング場に足繁く通った。一度ボーリング場に入ると5時間以上は出てこず、自身の技術を磨くのに没頭した。キム・ヒョンボムさんは「スヒョンさんは練習しすぎてまめができたりそのまめがつぶれたりするほどの努力派」とし「選考会が開かれたボーリング場に慣れるため、会場で適応訓練まで行った」と耳打ちした。
キム・スヒョンは難易度の高いのスピン技術も自然に駆使した。競技場によって異なるレーンのパターンにも素早く適応し、ストライクが取れなくてもペースを乱さず残ったピンを倒してスペアにつなげる集中力にも優れていた。キム・ヒョンボムさんは「キム・スヒョンのスタイルはしっかりした基本技の上に高級さを加えた正統派」と話した。パク・ギョンシンさんは「手足が長く、ボウリングをするにも有利な身体条件を備えている。ウェイトトレーニングを欠かさずしており基礎体力もある」とした。
キム・スヒョンと一緒に出場したグループFTISLANDのメンバーイ・ホンギ(26)も平均191点を記録して辛うじて第2次テストへの参加資格を得た。しかし、女性歌手のチェヨン(38)は平均181.8点で女子の部の基準記録(185点以上)をパスできなかった。
スポーツ評論家チェ・ドンホさんは「余暇活用のために芸能人がゴルフやボウリングなどのスポーツに挑戦するケースは今後も増えていくだろう」としながら「有名スターの加勢で該当種目の人気が高まるのは好ましいことだ。しかし、一般人とは別に“スター枠”を設けて特典を与える部分は公正性の側面で再考すべき問題」と話した。
俳優キム・スヒョンのプロボウラー挑戦記…FTISLANDイ・ホンギも(1)
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