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朝米がマレーシアで非公式対話

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮と米国が21日、マレーシアで非公式対話をした。北朝鮮外務省の韓成烈(ハン・ソンリョル)米州局長と米国のロバート・ガルーチ元北朝鮮核問題担当大使、ジョセフ・デトラニ元国家情報局長(DNI)傘下不拡散センター所長がこの日、クアラルンプールのホテルで会った。米大統領選挙(11月8日)と先月9日の北朝鮮の5回目の核実験に対する国連安全保障理事会の制裁決議採択を控えた状況で、北朝鮮と米国が事実上、間接対話に入ったという分析が出ている。

ガルーチ氏は1994年の朝米ジュネーブ合意の米国側首席代表だった。デトラニ氏は2005年の6カ国協議9・19共同声明採択当時に米国の北朝鮮核問題担当大使を務めた。現職ではないが、米国の歴代北朝鮮核問題関連の合意に関与した人物だ。韓成烈氏は外務次官に昇進したという説も出ている状況であり、今回の対話は注目を集めた。

しかし韓国外交部は「民間レベルのトラック2対話であり、米国政府とは関係がないと聞いている」という立場を明らかにした。政府関係者は「米国は北への圧力に注力する時期という立場を堅持し、『対話のための対話はしない』という公式立場だが、水面下では間接対話の試み自体を放棄しないだろう」と話した。

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