審査が円滑になった9月の秋夕連休の様子。仁川空港公社は審査官と入国審査台を弾力的に運営し、50%台にとどまっていた審査台稼動率を67%に高めた。外国人が集中する時は韓国人審査台を外国人用に転換した。外国人入国大乱という言葉も出た今春の平均90分だった待ち時間は20分未満に減った。(写真=仁川空港公社)
4月に仁川国際空港で外国人が入国審査を受けるために長く列を作っていた様子(写真=仁川空港公社)
今年初めに1日で5200個の手荷物処理遅延が発生した手荷物大乱時や、外国人密入国事件後に外国人の入国時に長蛇の列を作った入国大乱時と比較すると完全に異なる状況だ。この夏の繁忙期に仁川空港の利用客は開港後初めて1日20万人を突破し、今月13~18日の秋夕(チュソク、中秋)連休時の仁川空港利用客は前年同期より20%増え1日平均16万人に達したが、出入国にかかる時間は昨年よりむしろ短くなった。空港利用客の便宜性がより改善されたのだ。
仁川空港の変身は出国時の待機列で明確に現れる。最大150メートルから120メートル以内に減った。出国場内の保安検査台が3台追加され、検査官が66人増えた。また、障害者など交通弱者専用通路のファーストトラック利用対象が80歳以上から70歳以上に、交通弱者とともに専用通路を利用でき同行者数が2人から3人にそれぞれ増え利用客が分散した。秋夕など名節のたびに起きていた激しい混雑の問題を解決する上で大きな効果が出た。
仁川空港公社は外国人の入国時間を減らすため法務部出入国管理事務所と組んだ。法務部の到着情報システムを活用して入国旅客数を予測し、リアルタイムで混雑地点を把握した。
また、審査官も1日70人から80人に増やしただけでなく、混雑する時間と場所に人材を集中投入した。また、韓国人に比べ外国人の審査は時間がかかるという点を考慮し、外国人旅行客が多く到着する時間には韓国人審査台を外国人審査台に変えて運営したりもした。実際に今年春に平均90分だった外国人待機時間が20分以内に減った。
手荷物処理遅延の発生件数も大幅に減った。昨年2月から8月まで200件ほどだったが今年は同じ期間に50件ほどになった。高速で手荷物を処理する排出台を補強し、手荷物が集中的に集まる時間に合わせて勤務者を弾力的に投じた結果だ。
こうした仁川空港の変身は2月に公社社長に就任した鄭日永(チョン・イルヨン)社長が主導している。前任社長が国会議員出馬のため昨年12月に辞任してから今年2月初めまで社長の席が空席で、この時期に手荷物大乱などが起きた。鄭社長は就任後、空港現場を重要度によりA、B、Cに区分し、100カ所の核心施設を選んで直接チェックした。鄭社長は「すべてのサービスは結局現場から生まれる。第一線の現場勤務者との疎通を増やし問題を探して解決したのが奏効したようだ」と話した。
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