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住宅建設で生計立てる韓国経済…来年の建設景気暗雲に緊張(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
韓国経済の建設投資依存度がますます高まっている。主要成長動力である輸出が振るわない中で、その役割を「建設投資」が代っている様相だ。主力産業の競争力を強化したり内需市場を育てられていないのが大きい。こうした渦中に来年からは建設景気も良くないだろうとの見通しまで出ている。

産業研究院が18日に出した報告書「最近の実体景気の建設投資依存構造」によると、4-6月期に建設投資が経済成長に寄与した比率は51.5%だ。4-6月期の国内総生産(GDP)成長率3.3%のうち半分を超える1.7ポイントを建設投資が牽引したという意味だ。1993年10-12月期以降で最も高い数値だ。過去4四半期の建設投資の輸出成長寄与率は40.1%だ。同じ期間にGDP成長率3%のうち1.2ポイントを建設投資が責任を負ったのだ。

これに対し輸出の成長寄与率は小さくなっている。2000~2014年に0.8ポイントだった輸出の成長寄与度は4四半期には-0.8ポイントを記録した。産業研究院のカン・ドゥヨン専任研究委員は、「過去4四半期の輸出の成長寄与度が2000~2014年平均から1.6ポイント下落したのに対し、建設投資は1ポイントほど上昇した。輸出の成長寄与度が下落したうち約63%を建設投資が代わりに埋め合わせた格好」と説明した。


建設投資の上昇を牽引するのはマンションを中心とした住宅建設市場だ。住宅投資の過去4四半期平均増加率は21.9%で、全建設投資増加率の約2倍に達する。産業研究院のミン・ソンファン研究委員は「住宅投資の急増は低金利状況が続いているところに住宅建設関連規制が緩和されたことに力づけられたもの。家計貸し出し増加傾向とも密接な関連がある」と分析した。研究院は輸出が振るわない中でそれなりに建設投資が景気急落を防いだという点は肯定的に評価した。



住宅建設で生計立てる韓国経済…来年の建設景気暗雲に緊張(2)

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