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北朝鮮、政権樹立記念日に核実験か?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮の核実験場がある咸鏡北道豊渓里(プンゲリ)一帯で9日午前、人工地震が感知され、政府当局が核実験かどうか分析している。

合同参謀本部の関係者は「今日(9日)午前9時30分ごろ、北の豊渓里一帯でマグニチュード(M)5.0の人工地震が感知された」とし「核実験かどうか分析中」と述べた。

気象庁と欧州地震センターも「M5.0の人工地震が発生した」とし「核実験の可能性が高い」と伝えた。気象庁地震観測センターの関係者は「現在までに確認された震央は咸鏡北道吉州郡(キルジュグン)で、今年1月に核実験をした場所から近いところとみている」とし「人工地震と把握され、震源は地表近くにある。通常、自然地震は地表から10-20キロ下で発生するが、今日は1-2キロ程度」と説明した。


北朝鮮の核実験と確認される場合、2006年、2009年、2012年、そして今年1月に続いて5回目となる。北朝鮮が3年周期でしてきた核実験を8カ月ぶりに強行したのだ。

政府は北朝鮮が政権樹立日を迎えて核実験を強行した可能性が高いとみている。政権樹立記念日の9月9日、北朝鮮時間で午前9時(日本時間では午前9時30分)、政府当局者は「北が1月の核実験と2月のミサイル発射で国際社会の対北制裁が強まり、これに反発するレベルで核実験をしたとみている」と明らかにした。現在のところ、どんな種類の核実験をしたかは把握されていない。

政府は北朝鮮が最近の相次ぐミサイル発射に続いて核実験をした点に注目している。別の政府当局者は「北は今年に入ってミサイル発射をしながら、意図的に空中爆発させた状況もみられる」とし「3月にさまざまな形態のミサイル試験を指示した金正恩の指示に基づくものだが、核を空中で爆発させようという狙いともみられ、鋭意注視している」と述べた。

北朝鮮は5月、3発のスカッドミサイル発射後、核能力強化を続けると主張するなど核実験を暗示してきた。



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