キム・ジュンスは「新・国楽」のアイコンだ。ルックス・実力をすべて備え、唄い手の主導権を女性から取り返すだろうとの展望も出ている。キム・ジュンスは「ジャズ・舞踊と協業して国楽の地平を広げたい」と話した。
国楽評論家ユン・ジュンカン氏は「繊細な表現力など歌唱力が卓越した、男性国楽界の申し子だ。ハンサムな容貌に実力が遮られて損をしている」と評した。2年前、唱劇『もうひとつの春香』の演出家だったアンドレイ・シェルバン氏は「安定感のあるボーカルに加え、確かな存在感まで見せた」とキム・ジュンスを記憶した。国立唱劇団のキム・ソンニョ芸術監督は「上清(サンチョン、高い音域帯の歌声)と下清(ハチョン、低い音域帯の歌声)をどちらも出すことのできる、数少ない唄い手」と伝えた。
今回キム・ジュンスは国立唱劇団の新作『オルフェオ伝』(23~28日、国立劇場ヘオルム劇場)の主人公を演じ、一人で舞台を引っ張っていく。これまで演じてきた配役で比重が最も大きい役だ。作品は「2016~17年国立劇場レパートリーシーズン」の開幕作。ギリシャ・オルフェウス神話をパンソリ風にアレンジした「オペラ唱劇」を標ぼうしている。「唱劇の外縁を広げて同時代と呼吸する」という企画の成功が25歳の青年にかかっているといえる。そのキム・ジュンスに2日、インタビューをした。
<インタビュー>長身、整った顔、切ない声色…国楽アイドルのキム・ジュンス(2)
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