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サムスン電子、休日にもサービスセンター開きバッテリー点検

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版
サムスン電子が「ギャラクシーノート7」のバッテリー欠陥に伴う後続措置に乗り出した。サムスン電子は3日、「すべてのサービスセンターでギャラクシーノート7のバッテリー状態を点検できる」と明らかにした。普段は週末に閉店していたサービスセンターをすべて開く。点検用PCと機器をつなげば10分以内にバッテリーの異常の有無を確認できる。サムスン電子関係者は「バッテリー電流が4500ミリアンペア以上なら不良と判定しすぐに端末を回収する」と説明した。この場合には代わりの端末を提供し、購入元でギャラクシーS7エッジなど別の機器に変更したり払い戻しも可能だ。異常がなくても顧客が希望すれば代わりの端末を提供し、払い戻しと交換を受けられる。19日からはバッテリー問題を解決したギャラクシーノート7の新しい製品に交換することもできる。サムスン電子は2日にギャラクシーノート7の爆発原因がバッテリーセル問題だと認め全量リコールの決定を下した。米国でも近くリコールが始まるものとみられる。サムスン電子米国法人は現地時間2日に声明を出し、「ギャラクシーノート7のユーザーを対象に米国で製品交換プログラムを実施する」と明らかにした。リコール条件は韓国と同様だ。

今回のリコール措置でサムスン電子が受ける有形無形の影響も少なくない見通しだ。サムスン電子によると先月19日以降に内外で販売されたギャラクシーノート7は約250万台。このうち消費者の手に渡ったのが約100万台だ。関連業界では回収すべき機器は売り上げ基準で2兆5000億ウォン(約2316億円)だが、流通マージンなどを考慮すると実際のリコール費用は1兆ウォン前後と推定する。今後の市場の構図にも少なくない影響を及ぼすものとみられる。ゴールドマンサックスは「今回のリコールが短期的にサムスン電子の業績に否定的な影響を及ぼすだろう」と予想した。しかしサムスン電子が市場の予想を超えた果敢で迅速な措置に乗り出し短期的な悪材にとどまるという分析も少なくない。一方、アップルは早ければ7日に新製品「iPhone7」を発表する予定だ。(中央SUNDAY第495号)

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