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慰安婦被害女性、韓国政府を提訴 「韓日合意は憲法裁判所の決定違反」

ⓒ 中央日報日本語版
慰安婦被害女性12人が韓国政府を相手取り損害賠償訴訟を起こした。

韓国の市民団体「日本軍性的奴隷制問題解決のための正義記憶財団」は30日、姜日出(カン・イルチュル)さんら12人がソウル中央地裁に韓国政府を相手に、それぞれ1億ウォン(約919万円)の損害賠償訴訟を起こしたと伝えた。

被害者と関連団体は、韓国政府が2011年に韓日請求権協定第3条で定めた手続きに沿って従軍「慰安婦」問題を解決するよう命じる憲法裁判所の決定に従わないでいるとその理由を明らかにした。


被害女性は「2015年12月28日、韓国政府は日本政府が『法的責任』を全く認めていないにもかかわらず、『最終的・不可逆的解決』『国際社会での非難・批判自制』『少女像に対する日本政府の懸念の解決努力』にも合意した」とし「自国民の被害に対する救済を放棄した韓国政府の責任を問わざるをえない。惨憺(さんたん)たる心情で韓国政府に対して訴訟を起こした」と伝えた。



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