キム・スンイル代表の西帰浦市(ソギポシ)農場にはパパイヤがたわわに実っている。(写真=温暖化対応農業研究所)
農場のキム・スンイル代表は「初めは私たちの農場の外国人労働者が故郷の食べ物を食べたがってパパイヤを試験的に小規模で栽培した」として「ところが西帰浦市の海岸近隣は冬でもハウス内の温度がプラス5~6度で維持されて追加の暖房が必要なく大規模に栽培し始めた」と話した。
この農場は全体6万6116平方メートルの敷地のうち現在1488平方メートルでパパイヤを栽培しているが今後は市場の状況を見ながら3300平方メートル以上に栽培面積を増やす予定だ。豊かな収穫量と良い価格のためだ。実際にバナナは1株=25キロ程度の実がつくがパパイヤは40キロほどの収穫が可能だ。この2年間の試験栽培で1キロ=約3000ウォン(約275円)の値がつき、今年の相場は4500ウォン程度に形成された。これに伴い1488平方メートルで18トンを収穫して8000万ウォン余りの売り上げが予想されている。別途に暖房費などがかからず人件費などを除けば売り上げの70~80%が純益だ。最近、済州道の露地ミカンの価格が畑取引の場合1キロ=500ウォン以下であることと比較するとパパイヤは黄金の値だ。
温暖化の済州、亜熱帯アテモヤ・アップルマンゴーたわわ(2)
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