「ドク」を「トル(石)」のなまり、「石」と解説している。勅令の「石島」が現在の「独島」であることを立証できる資料だ。(写真提供=私たちの文化を培う会)
このようななか、「私たちの文化を培う会」は昨年独島を「朝鮮のもの(朝鮮ノ持之)」と明示した日本地理学者林子平(1738~93)の1802年版『大三国之図』を発掘するなど独島が韓国固有領土であることを立証する資料を多数発見した。<中央日報2015年7月17日付『1802年の日本地図「独島は朝鮮のもの」』記事および『1956年に日本政府が制作した地図一覧図にも「独島」はない』記事>
また、31日午後2時にはソウル汝矣島(ヨイド)国会図書館地下1階大講堂で「なぜ私たちはいま地図を見なければならないか-独島の左図右史」という主題の独島学術シンポジウムを開き、『朝鮮語辞典』初版本とそれまで発掘された地図の意義を説明する予定だ。
今回のシンポジウムではこれまで一般に公開されなかった日本海軍省の海図と水路誌、そして明治時代における日本最大の出版社「博文館」から1893~1908年の間に発行された独島関連地図なども公開される。
この日、主題発表を行う韓国伝統文化大学教養学部のチェ・ヨンソン教授は「『左図右史』は唐の歴史書『楊綰伝』に登場する言葉で、歴史を勉強する時には左側には地図を右側には歴史書を置いて一緒に研究しなければならないという意味」としながら「17~18世紀に出された歴史書と地図を比較・分析して日本の独島領有権の主張が明白な誤りであることを明らかにする」と話した。
「独島は韓国固有の領土」裏付ける文献記録見つかる(1)
1956年に日本政府が制作した地図一覧図にも「独島」はない
1802年の日本地図「独島は朝鮮のもの」
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