27日に政府ソウル庁舎で開かれる韓日財務相対話に先立ち柳一鎬副首相兼企画財政部長官と麻生太郎財務相が握手している。この日韓日政府は通貨スワップ協定を再開することで合意した。(写真=企画財政部)
今回の交渉再開は韓国政府の提案によるもの。柳副首相は会談直後の記者懇談会で、「韓国が通貨スワップ議論を提案し日本が同意した。これから議論を始めることになり、実際の通貨スワップ再開までは数カ月かかる」と説明した。韓国政府はこの日共同報道文を通じ「韓国政府は両国間の経済協力をさらに強化し、その一環として両国間で同額の通貨スワップ協定を締結することを提案した。この通貨スワップ協定は域内の金融安定に寄与するだろう」と明らかにした。柳副首相は就任前の1月11日に行われた国会聴聞会で、外国為替健全性対策として「(中断された)日本との通貨スワップ再開など、通貨スワップ拡大を考える価値はある」と話したりもした。
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