現地メディアのインクァイオロは、ドゥテルテ大統領が24日フィリピン北部のリサール州にある陸軍第2歩兵師団を訪問した際に「私たちの領土を侵してくるならば血の対決になる」と語ったと25日報道した。彼は「簡単に彼らに領土は渡さない。私を含めた軍人が骨を埋める覚悟でいる」として領土紛争に備えた防衛体制を整えなければならないと要請した。
先月オランダのハーグの常設仲裁裁判所(PCA)が中国の南シナ海領有権の主張には法的根拠がないと判決したことについても言及した。「(判決内容が)好むと好まざるとにかかわらず仲裁判決はフィリピンだけでなく東南アジアすべての国家が要求していること」としながらタイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアなど近隣諸国を取り上げた。中国が単独で国際世論からはずれた手のつけられない状態の主張をしているということを示唆する発言だ。
先月オランダのハーグの常設仲裁裁判所(PCA)が中国の南シナ海領有権の主張には法的根拠がないと判決したことについても言及した。「(判決内容が)好むと好まざるとにかかわらず仲裁判決はフィリピンだけでなく東南アジアすべての国家が要求していること」としながらタイ・ベトナム・インドネシア・マレーシアなど近隣諸国を取り上げた。中国が単独で国際世論からはずれた手のつけられない状態の主張をしているということを示唆する発言だ。
この記事を読んで…