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韓国政府「北朝鮮、局面転換用の挑発・テロの可能性」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版
北朝鮮が英国駐在北朝鮮大使館のテ・ヨンホ(55)公使の韓国亡命に対する報復措置として対南テロと挑発を行う可能性があると21日、韓国統一部が明らかにした。

統一部当局者は「テ氏の亡命で北朝鮮の地位が失墜し、体制が動揺している」とし「内部結束と局面転換のためにある種の挑発を敢行する可能性が濃厚だ」と述べた。この当局者は北朝鮮が▲海外公館職員・海外同胞の拉致▲人権活動活動家の暗殺▲サイバーテロ--などのテロを犯す可能性が高いとしている。

政府は特に、対南総責任者の金英徹(キム・ヨンチョル)党統一戦線部長など幹部の忠誠争いが対南挑発を触発する原因になるだろうとみている。この当局者は「主要幹部がテ氏亡命の責任を挽回するために先を争って対南挑発を行う可能性が高い」と述べた。


一方、政府は最近の脱北動向に関連して「より良い生活の質を追求する『移民型脱北』が増えている」と明らかにした。生活苦など経済的な理由というよりも自由体制を憧れるなどの非経済的な理由で脱北する事例が増加しているという説明だ。これに先立ち、政府はテ氏の亡命も移民型脱北に該当するという立場を明らかにした。統一部当局者は「韓国のドラマや映像など、外部からの情報流入の拡大で北朝鮮住民が北朝鮮体制の実状を知りつつあることも影響を与えたとみている」と述べた。



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