今月初め妻と子供を伴って亡命した在英国北朝鮮大使館所属のテ・ヨンホ公使(55、副大使級)が、妻・子供とともに韓国に入国したと17日統一部が明らかにした。
鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官はこの日緊急会見を通じて「テ・ヨンホ公使が妻・子供とともに大韓民国に入国し、現在政府の保護下にある」と話した。鄭報道官はテ公使の入国時期や正確な家族関係については「身辺の安全問題を考慮して現時点では申し上げることはできない」とした。
だがテ・ヨンホ公使の妻はオ・ヘソン(50)で、北朝鮮軍総参謀部オ・クムチョル(69)副総参謀長の一家だと対北朝鮮消息筋が伝えた。オ・クムチョル一家は北朝鮮で最高特権層に属する「抗日パルチザン」一族だ。オ・クムチョルは金日成のパルチザン仲間であり労働党軍事部長をつとめた呉白竜(オ・ベクリョン、1984年死去)の息子だ。パルチザン一族が脱北して入国したのは今回が初めてだと政府当局者は話した。オ・ヘソンは対外貿易・外資誘致・経済特区業務を担当している対外経済省で英語通訳を担当した要員で、香港勤務を経て2年前ロンドンに来たという。
鄭報道官は「テ公使はこれまで脱北して亡命した北朝鮮外交官の中で最高位級」と明らかにした。「公使」は駐英北朝鮮大使館でヒョン・ハクボン大使に続き序列2位だ。テ公使の亡命理由について鄭報道官は「金正恩(キム・ジョンウン)体制に対する嫌気と大韓民国に対する憧憬、子供の将来の問題などが複合的に考慮されたと理解している」と伝えた。
対北朝鮮消息筋は「テ公使はロンドン所在の北朝鮮大使館で領事業務とともに北核や人権問題などに関する北朝鮮の金正恩体制の立場を代弁する役割をしてきた」として「流ちょうな英語力を基に、現地に滞在する他国の外交官や英国政府関係者、外信記者らと交流してきて北朝鮮への召還が差し迫って脱出した」と説明した。この消息筋は「金正恩の恐怖政治と対北朝鮮制裁局面でパルチザン一家のエリートまで体制から離脱する様相」と話した。
鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)統一部報道官はこの日緊急会見を通じて「テ・ヨンホ公使が妻・子供とともに大韓民国に入国し、現在政府の保護下にある」と話した。鄭報道官はテ公使の入国時期や正確な家族関係については「身辺の安全問題を考慮して現時点では申し上げることはできない」とした。
だがテ・ヨンホ公使の妻はオ・ヘソン(50)で、北朝鮮軍総参謀部オ・クムチョル(69)副総参謀長の一家だと対北朝鮮消息筋が伝えた。オ・クムチョル一家は北朝鮮で最高特権層に属する「抗日パルチザン」一族だ。オ・クムチョルは金日成のパルチザン仲間であり労働党軍事部長をつとめた呉白竜(オ・ベクリョン、1984年死去)の息子だ。パルチザン一族が脱北して入国したのは今回が初めてだと政府当局者は話した。オ・ヘソンは対外貿易・外資誘致・経済特区業務を担当している対外経済省で英語通訳を担当した要員で、香港勤務を経て2年前ロンドンに来たという。
鄭報道官は「テ公使はこれまで脱北して亡命した北朝鮮外交官の中で最高位級」と明らかにした。「公使」は駐英北朝鮮大使館でヒョン・ハクボン大使に続き序列2位だ。テ公使の亡命理由について鄭報道官は「金正恩(キム・ジョンウン)体制に対する嫌気と大韓民国に対する憧憬、子供の将来の問題などが複合的に考慮されたと理解している」と伝えた。
対北朝鮮消息筋は「テ公使はロンドン所在の北朝鮮大使館で領事業務とともに北核や人権問題などに関する北朝鮮の金正恩体制の立場を代弁する役割をしてきた」として「流ちょうな英語力を基に、現地に滞在する他国の外交官や英国政府関係者、外信記者らと交流してきて北朝鮮への召還が差し迫って脱出した」と説明した。この消息筋は「金正恩の恐怖政治と対北朝鮮制裁局面でパルチザン一家のエリートまで体制から離脱する様相」と話した。
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