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日本から奪ったテレビ1位の座、中国が狙う=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版

金星社(現LG電子)が1966年に発売した最初の国産白黒テレビ「VD-191」。(写真=LG電子)

#1966年8月。金星社(現LG電子)が最初の韓国産テレビ「VD-191」を発売した。日立から技術と部品を持ってきてコピーするように作った製品だった。金星社だけではなかった。72年にテレビ市場に参入したサムスン電子も三洋電機と提携し、74年に国内で最初のカラーテレビを出した亜南電子も松下電器の技術を導入した。

#2006年11月。サムスン電子は7-9月期基準で世界テレビ市場シェア1位になった。同社が同年4月に出した「ボルドー」LCD(液晶表示装置)テレビは年間販売量が300万台を超えるほどヒットした。テレビの名家ソニーは当時、世界1位を奪われた後、復権できなかった。

#2016年5月。市場調査機関IHSは今年1-3月期の世界テレビ市場で中国企業のシェア(台数基準)を31.4%と発表した。サムスン・LGなど韓国企業のシェア(34.2%)とはわずか2.8ポイント差だ。業界の関係者は「中国テレビ企業が来年、数量で韓国企業を上回るのはほぼ確実」と話した。


韓国で最初のテレビが誕生してから50年経過した。日本の技術でスタートした韓国テレビ産業は40年後の2000年代半ば「LCD戦争」で日本を完全に抜いて世界トップに立った。そして10年が過ぎた今、中国企業に追われている。ソウル大電気情報工学部のイ・チャンヒ教授は「テレビ産業の技術競争は世界製造業覇権競争の縮小版」とし「中国との技術格差をどれほど広げるかが今後50年を左右するカギ」という見方を示した。

サムスン・LG電子が日本企業を抜いたきっかけは薄型テレビの登場だ。韓国企業が90年代初期からLCDパネルに果敢に投資したのに対し、日本企業はブラウン管技術に執着したり(ソニー)、PDP(プラズマディスプレーパネル)へと方向を誤ったり(パナソニック)、進んだ技術を消費者が好む製品で結びつけることができず(シャープ)、市場シェアを失っていった。

◆サムスン・LG、OLEDなどプレミアムテレビに集中投資

2006年にサムスン電子が世界市場シェア1位に、2009年にLG電子が2位になり、両社は7年連続で世界市場の4割ほどを分け合った。

中国の猛追撃が始まったのは2010年に入ってからだ。2014年に21.8%にすぎなかった中国企業のテレビ市場シェアは昨年27.5%、今年1-3月期には31.4%まで拡大した。漢陽大融合電子工学科のソク・ジュンヒョン教授は「果敢な技術投資、短期赤字を覚悟した価格競争など、韓国の成功の秘訣を中国企業がそのまま真似ている」と話した。カギは有機発光ダイオード(OLED)など次世代パネルを活用したプレミアムテレビ市場での競争力だ。

サムスンは量子ドット(超微細半導体粒子)技術を活用したSUHDテレビで、LG電子はOLEDテレビで中国との差を広げる戦略だ。LGディスプレイは年初の国際家電見本市(CES)で紙のように薄くて軽く、磁石だけでも壁に設置できる55インチのOLEDテレビ、普段はガラス窓のように透明だがテレビをつければ画面が見える透明パネルなど未来の技術を紹介した。

慶煕大情報ディスプレー学科のチャン・ジン教授は「スマートフォン市場でも中国企業の追撃が激しいが、紅彩認識やエッジディスプレーなど先端技術が市場をリードするのではないだろうか」とし「プレミアム市場で技術格差を広げてこそテレビ市場の主導権を維持することができる」と助言した。



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